ノンアルコールビール
長年、ビールを主食としてきた私は、言うまでもなく典型的な酒飲み中年の健康パターン
(再検、経過観察当たり前!)を踏襲して参りました。しかし、半年にわたる人質生活
(長期出張です)により、かろうじて保ってきたこのパターンが崩れ、いよいよ危ない領域に
近づいてしまったのです。ついに短期間にせよ医者から禁酒を宣告されるに至りました。
宣告された直後、私が取った行動は、ノンアルコールビールを買いに走ることでした。
それ以来、あらゆるノンアルコールビール(低アルコールビールも含みますが)を機会あるごとに
試してみました。その結果を供覧いたします。
国産品はダメ!国内のビール会社からは一通り、ノンアルコール(低アルコール)ビールが
出ていますが、とてもビールの味はしません。ほとんどが、ジンジャーエールを飲むみたい。
ビールののど越しとは程遠い。輸入品も身近で買えるものをいくつか試してみました。
まあまあのものもあれば妙な癖がありいただけないものもありました。概して米国製は
バドワイザーとかクアーズみたいな軽い(私の感覚から言えば水みたいな)ものが多く、
ヨーロッパのものは、癖のあるものが多いようでした。その中で見つけたのが、オーストラリア製の
「WEST END」(下の写真)です。原料も正統的な麦芽とホップのみ、ビールと続きで飲んでも味は
負けてはいません。お値段もジュース並み!私はこれを生協で買っています。Yahoo等見ると、
インターネットの通販で買えるようです。これを飲み始めてから、いろいろ試すのは、おっくうになって
しまいました。お勧めです。あえて欠点を述べるならば、正統的な原料を用いているがゆえに、
通風患者の敵、プリン体の量は推測ですが通常のビールと同程度ではないかと思います。
これをあまりうまくない発泡酒とかビール風その他雑種と混ぜ合わせると、とても飲みやすくなり、
低アルコール、低価格とメリットが大きいことも付け加えておきましょう。
最後に、言うまでもないことではありますが、以上は私の偏った嗜好と独断と偏見によるものであり、
あくまで大酒のみが健康上の理由でアルコールを制限しなければならないときに、ストレスなしで飲める
ノンアルコールビールの選択であり、一般性はないであろうことを書かせていただきます。