スハ43
  一般形客車
  夜行鈍行「山陰」
          (国鉄)



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[10両所属]KATO社製)10-1879(9) 5141(1) 「編 成」へ
JNR Passenger Car Series SUHA 43 (local train “SAN'IN”)


出雲市~京都)

 国鉄スハ43系客車とは、日本国有鉄道(国鉄)が1951年(昭和26年)から製造した客車の形式です。
 山陰本線を走った「山陰」は、京都~出雲市間386.2kmを結んだ寝台客車を連結した夜行の普通列車です。
 1975年(昭和50年)310日のダイヤ改正により、普通列車ながらB寝台車が連結されており、このB寝台座席を座席管理・発券のマルスシステムで予約できるようにするために山陰本線全通より京都~出雲市間の寝台車連結の夜行普通列車に「山陰」の愛称が与えられました。
 編成は荷物車マニ60形、郵便荷物車スユニ60形(1980年(昭和55年)頃以降、旧形をスユニ50形に置換え)、10B寝台車、43系座席客車で組成され、DD51が牽引しました。運行区間によって最終列車・始発列車・通勤通学列車・ローカル列車など様々な性格をもち、また沿線地域への郵便・荷物輸送の役割もあり、往年の山陰本線の人・モノの往来を支え、1985年(昭和60年)3月まで運行されました。





室内灯:LED室内灯クリア(電球色)11-214(6P)11-213(4P)
カプラー:付属


編 成

牽引機
DD51-39(M)
←出雲市
マニ60-116
荷物車
スユニ61-25
郵便・荷物合造車
1号車
オハネフ12-42
B寝台
2号車
スハフ42-100
一般形客車
3号車
スハフ43-234
一般形客車
4号車
オハ46-599
一般形客車
5号車
オハ46-46
一般形客車
6号車
スハ43-211
一般形客車
7号車
オハフ45-2109
一般形客車
京都→
   
スユニ50-2014
郵便・荷物合造車
スユニ50
(スユニ50-2014
スユニ60形などの旧形郵便・荷物合造車を置換えるため計画された郵便荷物合造車。
昭和55(1980)頃以降の編成で見られました。

  

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