京阪電気鉄道
  60

  特急形電車
      「びわこ号」
      晩年塗装 特急色



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[2所属] MODEMO製)NT140 「編 成」へ
KEIHAN Limited Express Train Type 60 “Biwako” (Late Color)


(天満橋(大阪)~浜大津)

 
京阪電鉄60型は、「びわこ号」の名称で知られる、日本初の連接構造を採用した日本鉄道車両史に名を残す名車です。1934年(昭和9年)に製造され、その後戦前から戦中・戦後にいたるまで長く運用されて活躍しました。
 京阪電鉄60型は、就役当時、大阪-浜大津間で特急「びわこ号」として運用されました。そのため、路面との併用区間を有する大津線と、高速鉄道型の京阪本線との双方に対応する装備を持った大変ユニークな車両です。トロリーポールとパンタグラフの両方を装備し、ホームの高さの違いに対応した2種類の乗降ドアやドアステップ、連接部のドラム式可動貫通路など独特の装備が外観上の特徴になっています。
 1945年(昭和20年)代にはクリームと朱色の塗り分け塗装が「びわこ号」に施されました。その塗色は晩年には京阪本線特急色の濃い色調に変化して、「びわこ号」は1970(昭和45)に引退を迎えました。

 2010年(平成22年)には沿線自治体である寝屋川市の地域振興事業の一環として、「『びわこ号』復活プロジェクト」がスタートし、2014年(平成26年)秋、静態保存されている現状の60型を再度走行可能状態が実現しました。

 【昭和初期塗装と晩年塗装との変更点】
・ 塗装を京阪本線特急色の濃い色調に変更
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テールライト追加
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ワイパー追加
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トリポロール1
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屋根上の形状変更
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ドアの形状変更


編 成


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63
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