京福電気鉄道 嵐山線(嵐電)
  モボ621
  路面電車
      「標準塗装」



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[1両所属] MODEMO社製)NT94 「編 成」へ
RANDEN Tram Car Type MOBO 621 (Standard color)



嵐山本線
(四条大宮~嵐山)
北野線(帷子ノ辻~北野白梅町)


 京都の四条大宮・北野白梅町と太秦・嵐山を結ぶ京福電鉄嵐山線・「嵐電」の車体更新車モボ621形です。洛西を走る路面電車・京福嵐山線(嵐電)は昭和初期に製造された味わいのある旧型車が1980年(昭和55年)代に入っても活躍していました。それ故に観光ガイドにも掲載されていましたが、冷房がないことや車内が暗いということも問題であり、1984年(昭和59年)にモボ501形が当線初の冷房付き車体更新車として登場しました。しかし、扉配置が中乗り前降りであったために混雑時の乗降に問題があることなどから4両でストップしていました。その後も置き換えが取り沙汰されていましたが、1990年(平成2年)にモボ121形の車体更新車としてモボ621形が登場しました。問題のあった扉配置は前後扉になり、前面は中央にヘッドライトが2ヶ並び、額縁スタイルで大きな窓が連続風に2枚付いています。このスタイルが嵐電の車体更新車シリーズの決定打となり、タネ車がモボ111形のモボ621形、ク201形のモボ631形、完全新製車のモボ2001形と波及しました。モボ621形は最終的に5両が登場しています(2627はレトロ車で別形式)


100周年を記念して嵐電カラーも変わります。
[京紫](きょうむらさき)KYO-MURASAKI

 2010年(平成22年)325日で嵐電開業100周年を迎え、これまでは緑とベージュのツートンカラーを基本としていましたが、京都らしさを演出するため、ほんのりと赤みを帯び、華やぎもある新しい標準塗装の京紫≪KYO-MURASAKIに車体色を更新しています。




カプラー:付属


編 成


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