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タグスケ(作者:あかべこさん)雑記


あかべこさんのタグスケコーナー

1.タグスケの改善について(JPRの使用)     (2006年3月17日)
2.タグスケの改善について(TDUMPの使用) (未作成)
3.EXM版(Hmsmさん作)の試用          (2006年4月5日) ← 2011年1月21日 注1部分修正
4.タグスケの改善版(TDUMPの使用) タグスケバージョン2.1  (2009年5月25日)
  [タグスケ ダウンロードページへ] 
5.タグスケの改訂 タグスケ バージョン2.2  (記事未作成 2011/01/22)
  [タグスケ ダウンロードページへ]    (2011-03-01)
6.タグスケで使用できるテキストエディタ (2011-07-14 追加)

番外.タグスケ方式の活用 「読む予定の本や図書館から借りる本の管理」 (2011-07-17)

7.タグスケ V2.2(1)を掲載しました    (2017-04-29)
8.タグスケカスタマイズキット TAGSKIT0  (2017-04-29)
9.自分用のタグスケとエディタの変更    (2017-05-03)


  「タグスケV2.1ダウンロードページ」 、 「タグスケV2.2ダウンロードページ」 は 「タグスケ ダウンロードページ」 に統合しました





1.タグスケの改善について(JPRの使用)      2006年3月17日


1.1 経緯:
JPR、CATの使用について3月8日から、あかべこさんとメールの交換が続いております。JPR、CATの入手は「MS-DOS SOFTWARE TOOLS 基本セット32」ですと回答しましたら、あかべこさんは執念で(?)入手されて、TAGED.BATの改善を実施しています。
このページは、メールで頂いたTAGED.BATを勉強して、少しいじってみた内容を書いたものです。本来は、メール返信に書く内容でしたが、メールが長文になるのと、記録のためここに書いたものです。

1.2 あかべこさんの改良:
予定の一件が長い場合、TAG.TXTに取りだしたときの2行目をインデントで字下げするものです。

1.3 私がいじった内容:
予定の一件が非常に長い場合(改行までの1行が画面の3〜行になる位に書いてある場合)、3行目に来てしまうことがありますが、3行目がインデントされないです。これは、各行を78桁に切っていますが、2行目がインデントのため挿入されたスペースで長くなり、折り返されて3行目になっているためです。これを、なんとかしてみるものです。
以下に、頂いたものと改造2種、計3種類のバッチファイルと結果を記します。(なお、頂いたものもパス名などは手を加えています。)
BAT2とBAT3では、取りだした1行をまず、140桁(2行まで)表示のため)、または156桁(3行まで表示のため)に切ります。これを78桁で折り返してインデントのためスペースを挿入します。
BAT2では、これで丁度2行になります。
BAT3ではさらに、もう一度78桁で折り返してから、インデント処理を行います。(3行目のインデント処理です。)
この方法では、最大で3行までしか表示できませんが、とりあえず充分ではないかと考えています。


BATファイル(BAT1とBAT2では追加した行をボールドで表示しています。)

BAT1
頂いたもの

a:
cd a:\mtool\tagsch
jdate -j "+#%%Y/%%m/%%d/(%%a)----本日------------">today.txt
izgrep -t # *.txt > $1
sed "s/:#[0-9][0-9]/;/" $1 > $2
;sortf -t; +1 -2 $2 > $3
sed -f trans.sed $3 > $4
jpr -t -l1 -w78 $4 > $5
sed "s/^[^0].*/ &/" $5 > tag.txt
del $?
vz a:\mtool\tagsch\tag.txt

BAT2
表示2行まで

a:
cd a:\mtool\tagsch
jdate -j "+#%%Y/%%m/%%d/(%%a)----本日------------">today.txt
izgrep -t # *.txt > $1
sed "s/:#[0-9][0-9]/;/" $1 > $2
;sortf -t; +1 -2 $2 > $3
sed -f trans.sed $3 > $4
jpr -t -l1 -w140 -D $4 > $5
jpr -t -l1 -w78 $5 > $6
sed "s/^[^0].*/ &/" $6 > tag.txt
del $?
vz a:\mtool\tagsch\tag.txt

BAT3
表示3行まで
(最大表示)

a:
cd a:\mtool\tagsch
jdate -j "+#%%Y/%%m/%%d/(%%a)----本日------------">today.txt
izgrep -t # *.txt > $1
sed "s/:#[0-9][0-9]/;/" $1 > $2
;sortf -t; +1 -2 $2 > $3
sed -f trans.sed $3 > $4
jpr -t -l1 -w156 -D $4 > $5
jpr -t -l1 -w78 $5 > $6
sed "s/^[^0].*/ &/" $6 > $7
jpr -t -l1 -w78 $7 > $8
sed "s/^[^ 0].*/ &/" $8 > tag.txt

del $?
vz a:\mtool\tagsch\tag.txt

入力ファイル


出力結果

BAT1
頂いたもの



BAT2
表示2行まで



BAT3
表示3行まで
(最大表示






2.タグスケの改善について(TDUMPの使用)




3.EXM版(Hmsmさん作)の試用  2006年4月5日  (注1部分 2011年1月21日改訂)

3.1 経緯
経緯は2006年4月5日の項に書いたとおりです。で、私のデータフォーマットで試用した結果のメモです。

3.2 データフォーマット

#2006-01-29(日)QUIKEN整理、POBを記入したら、11月1日以前をトリムする
#06/01/29(日) QUIKEN整理、POBを記入したら、11月1日以前をトリムする

1行目が私のデータフォーマット、2行目が元々の(あかべこさんが使用している)フォーマットです。
違いは年月日の桁数、間の区切り文字(-と/)および曜日をくくるカッコです。1行目は全角、2行目は半角のカッコです。
もともと日記の記入で使用しはじめたとき、それに合わせて色々変えてしまっているため、いまから直すのは大変と言うわけです。

3.3 バッチファイル、スクリプトなど
EXM版はHP200LXのシステムマネージャに登録して使用するのが使いやすいのですが、私の場合データフォーマットの違いから、どうしてもSEDを使いたくなります。このため、バッチファイルとRUNコマンドを使用しました。RUNコマンドはDOSコマンドのようにEXM版ソフトを実行指示できるコマンドです。

まず、SEDを使わない場合の出力結果と、欲しいフォーマットの比較です。

(1)TAGSUKE(EXM)の出力(TAG.TXT)

スケジュール

06/01/29(日);TODO.TXT 32 (日)QUIKEN整理、POBを記入したら、11月1日以前をト
リムする
06/04/02(日);TODO.TXT 55 (日)電子情報通信学会、登録情報直す
06/04/03(月);TODO.TXT 58 (月)写真 縦  免許証
06/04/05(水); ------------本日------------
06/05/15(月);TODO.TXT 33 (月)免許証更新

(2)欲しい出力フォーマット(TAG.TXT)

スケジュール

06-01-29(日);TODO.TXT 32 QUIKEN整理、POBを記入したら、11月1日以前をトリムす
06-04-02(日);TODO.TXT 55 電子情報通信学会、登録情報直す
06-04-03(月);TODO.TXT 58 写真 縦  免許証
06/04/05(水); ------------本日------------
06-05-15(月);TODO.TXT 33 免許証更新

(1)の/を−にし、ボールドにしてある曜日部分を削除したいわけです。これは、元データのカッコが半角なら出ないのですが、全角のため出てしまいます。
従って、以下のバッチファイルとSEDのスクリプトで処理しました。

(3)バッチファイル

a:
cd a:\mtool\tagsch
run a:\exm\tagsuke.exm
sed "s/\([0-9].*\)(.)/\1/" tag.txt | cat > tag.txt
sed -f btag.sed tag.txt | cat > tag.txt  (注1)
jpr -t -l1 -w78 -D tag.txt | cat > tag.txt
vz tag.txt

(4)btag.sedの中身  (注1)

s|^\([0-9][0-9]\)/\([0-9][0-9]\)/|\1-\2-|


 (注1) 2011年1月21日 追加
   出力される日付のフォーマットは TAGSUKE.INI の指定で変更できることに気がつきました。従って、2行目のSEDでの編集は
  必要有りませんでした。
  TAGSUKE.INI の内容は下記のようにしました。
----------------------------------------------
TagFile=tag.txt
TagChar=#
TagTitle=スケジュール
TextFile=*.txt
DateFmt=Y-M-D(W)
-----------------------------------------------

DateFmt は例えば下記のような変形も指定できます。
 DateFmt=Y-M-D(W)   (W)の括弧が全角
 DateFmt=Y/M/D/(W)   Dの後に/を付ける

なお、CATコマンドは使用しなくても良いのですが、いつも敢えて使っているのはバッチファイルを改造するとき楽なためです。
(CATコマンドにパイプ入力して、入力ファイルと同じファイル名に出力させておくと、行の追加や削除で他の行が影響されないためです。)

こんな事ばかりしていていいのかな。




4.タグスケの改善版(TDUMPの使用) タグスケバージョン2.1  ← V2.1に更新しました。(2009年7月3日)

        [タグスケダウンロードページへ] (2009年5月25日) (2009年7月3日)

 このコーナーの更新は、考えてみたら3年ぶりになります。本来は、「2.タグスケの改善について(TDUMPの使用)」を書かなければいけなかったのですが、「1.」の改善結果で使用して満足していたため手を付けていませんでした。
 今回、あかべこさんがTDUMP使用での改善を行い、タグスケ2.1として提案されました。このコーナーも専用コーナーであることから、ここにもダウンロードページを設けることにしました。ダウンロードページを設けることについては、あかべこさんとのお話の結果ですから、許可受領済みです。

 今回の改訂の内容は−−−1行がどんなに長くても、2行目以降に(先頭が空白でインデントされて)表示されるようになったことです。

 どんな感じかを画像にしてみました。(1)が今回の出力、(2)が一番最初の頃のものでやったときのイメージです。(3)は前回少しだけ手を付けたときの出力があったので載せてみました。

   


 これで、改善版は完結かなとおもいます。あかべこさん、ご苦労様でした。




6.タグスケで使用できるテキストエディタ (または、HP200LX で使えるテキストエディタ)
  今まで、タグスケではVZ Editor に使用を前提としてきましたが、VZ Editor は入手が難しい(販売終了になっているから)ので、その他で使えそうなテキストエディタを探してみました。基本的には、タグジャンプが出来るテキストエディタ探しということになります。テキストエディタによっては、TAG.TXT への出力フォーマットを変える必要がありますが、今でも入手できて使えるテキストエディタはあります。
詳細は、下記のブログ記事を見てください。

 なお、この記事は、HP200LXで使えるテキストエディタ探しという目で見ることも出来ます。

  タグスケ 使用できるテキストエディタ選び
  HP200LX テキストエディタ選び まとめ
  HP200LX : SS Editor 注意追記













番外.タグスケ方式の活用 「読む予定の本や図書館から借りる本の管理」
 タグスケの方式を採用(活用)して、図書館から借りた本やCD、またはこれから読みたい本、あるいは借りたい本やCDなどを管理するバッチファイルを作成しました。詳細やモジュールは、下記のブログ記事を参照して下さい。(いずれ、ブログ記事を探すのが大変になるので、リンクを作成してみました。

 読む予定の本や図書館から借りる本の管理
 読む予定の本や図書館から借りる本の管理 その2 ( BOOK_R1.BAT BOOK_R2.BAT)
 読む予定の本や図書館から借りる本の管理 その3
 読む予定の本や図書館から借りる本の管理 その4 (BOOK_BAT_V100_SET.ZIP)
 読む予定の本や図書館から借りる本の管理 その5 (BOOK_BAT_V101_SET.ZIP)
 読む予定の本や図書館から借りる本の管理 その6 (BOOK_BAT_V200_SET.ZIP 、SEL_TAG_BAT.ZIP)
 読む予定の本や図書館から借りる本の管理 その7 (BOOK_BAT_V202_SET.ZIP)




7.タグスケ V2.2(1)を掲載しました 

 ・対策する現象
   V2.2では、元となる日誌テキストファイルに記述する予定の文中には、"#"を使用することが禁止されています。
   ("#"は未実行の予定の行頭のみに使用します。)
  もし、文中に"#"を記述すると、出力されたスケジュールファイル(TAG.TXT)の中に、フォーマットが崩れた行が表示されました。
   また、それ以降は、元となる日誌テキストファイルを修正しても、スケジュールファイル(TAG.TXT)から、フォーマットが崩れた行を
  消すことができませんでした。 (注:TAG.TXT を、自分で一旦削除すれば回復できる)。

 ・原因
   元となる日誌テキストファイルから未実行の予定を抽出するときに、"#"のある行を抽出していたためです(本来、必要なのは行頭
   に"#"がある行のみ)。
   また、バッチファイルの最後でTAG.TXTを削除していなかったため、それ以降はフォーマットの崩れた行を消すことが出来ませんでした。

 ・対策
  (1)行頭に"#"がある行のみ抽出するようにしました。
  (2)「TAG.TXT」、「000TODAY.TXT」は、バッチファイルの中のワークファイルであるため、バッチの最後に削除するようにしました。

           「タグスケ ダウンロードページへ





8.タグスケカスタマイズキット TAGSKIT0

1.概要
 このTAGSKIT0は、スケジュール管理ツールキット「タグスケ(TAGSCH)」のリスト画面のカラム揃えを行って、リストを見やすく
するためのカスタマイズ用ファイル群です。カラム揃えを行うのは、テキストファイル中の行数を示す数字部分の桁数を揃えます。
その他の相違はありません。
 また、既にインストールしてあるTAGSCHのファイルへの変更はないので、これをインストール後も、従来のまま使うことも出来ます。
 なお、これを使うに当たっては、スケジュールを記入したテキストファイル名称の文字数(長さ)を合わせる必要があります。
同梱ドキュメントのインストール手順の項を見て下さい。


2.改善内容説明
 抽出したスケジュールをリス画面に表示する前に、カラム揃えを行います。改善案は2つあります。案の説明と例を下に示します。

(1)改善案1
   1件複数行表示あり(従来どおり)で、カラムそろえだけ行います。

(2)改善案2
   1件1行にして、カラムそろえして表示します。

表示例:

改善前(リリースされている版の場合)
 
-----------------------------------------------------------------------------
改善案1の場合
 
-----------------------------------------------------------------------------

改善案2の場合
 
-----------------------------------------------------------------------------

           「タグスケ ダウンロードページへ




9.自分用のタグスケとエディタの変更
9.1 概要
 この TAGSMY00 は、スクジュール管理キット「タグスケ」を自分用に変更したり、VZエディタが無い場合のためにテキストエディタを変えたりするためのファイルを纏めたものです。
 自分としてもタグスケを使用していますが、データのフォーマットは大分変わっています。自分用に変更して使っているからです。
それについては以前ブログ記事 「タグスケ 自分用のタグスケ」 で書いています。解説は「タグスケ 自分用のタグスケ」も参考にして下さい。

 手を加えている内容としては
(1)日付のフォーマットを若干変えた。
(2)Ver2.2は複数行表示ですが、自分のは1行表示のみにした。
(3)左右の桁ずれを修正して合わせた。
(4)VZエディタが無い場合のために、テキストエディタを変えてみた。
(5)浜島さんの TAGSUKE.EXM を使用した環境を作成してみた。


9.2 内容説明
 (1)〜(4)の詳細は以下の通りです。


(1)日付のフォーマットを若干変えた。

---- こちらはリリース版のフォーマット -----------
2017/10/30/(月) あああ
2017/11/30/(木) いいい
2017/10/30/(月) ううう

----- こちらは自分用のフォーマット ---------------
2017-10-30(月) あああ
2017-11-30(木) いいい
2017-10-30(月) ううう

 セパレータが"-"(ハイフン)の方が数字部分が見やすいので、色々なところの年月日表示のセパレータはハイフンで使用しています。それを取り入れました。



(2)1件1行表示
(3)左右の桁ずれを修正して合わせた。

 この(2)と(3)は沢山の予定を簡易に見やすく表示するために取り入れました。リリース版は1件のデータを全て表示するために複数行表示を行っていますが、項目内容が分かる程度に切って1行表示しています。内容はタグジャンプした先のスケジュールテキストファイルで見ればよいからです。
 また、行数の数字部分を桁数合わせして、カラム位置を合わせて表示するようにしました。

 従来
   

 変更後
   

 なお、テキストカッター(一行を一定の長さで切り出すアプリ)として、JPR.EXE と PWIDE.EXE を使用した環境を作成しました。JPR.EXEのほうが使いやすいのですが、入手できないケースもあるので、vectorでダウンロードできる PWIDE.EXE の環境も作成してみました。




(4)VZエディタが無い場合のために、テキストエディタを変えてみた。

 タグスケはVZエディタを使用することを前提にしていますが、VZエディタを持っていない、あるいは入手できないという方もいると思います。
暫く前にも、某巨大掲示板で、そういう書き込みを見た記憶があります。そこで、他に使用できるエディタがないかと探して、それを使った環境を作ってテストしてみました。
 HP200LXで使えるテキストエディタについては、下記も参照して見て下さい。
  「HP200LX用テキストエディタ選び

最終的には、以下の3つで動くようにしました。
  (あ) VZエディタ
  (い) MIFES mini (日本語化キットに同梱されていたもの)
  (う) SS Editor   (vectorでダウンロードできます。)




(5)浜島さんの TAGSUKE.EXM を使用した環境を作成してみた。
   TAGSUKE.EXM は浜島さん作成の、スケジュールデータ取りだし処理部分のEXM版です。スケジュールデータの編集などは別のエディタをつかいますが、ちょっと面白いので環境を作成してみたものです。エディタはVZエディタを使用した環境のみ作成しました。


9.3 インストール方法
  インストールについては、モジュールに同梱の INATALL.TXT を見て下さい。

      「タグスケ ダウンロードページへ