・大
    

 
まだSPレコードもない時代…
20世紀はじめに活躍した作曲家たちの自作自演や名ピアニストたちの演奏を記録したピアノロールという方式がありました。

いつの時代になっても、生のピアノの音で聴けるうえに、より多数に聴かせたい場合には、その時代の最新技術で録音したソフトが作れるという意味では、後のどんな記録方式よりも優れていたと言えるかもしれません。
   
   

 

   

ピアノロールのメカニズムは、紙のロールに、演奏時は正確な位置と大きさで穴を開けて記録し、再生時は空気を送って穴を通る空気圧によって、鍵盤とペダルを動かすというものです。
初期のものは表情の乏しい音でしたが、20世紀はじめになると、演奏の微妙な表情や細かなペダリングも再現できるようになりました。この時代に活躍した作曲家たち、ラフマニノフやプロコフィエフ、グラナドスも、挙ってピアノロールで自作の演奏を残しました。(ラフマニノフはTERARCからCD発売されています)

このピアノロールをセットして再生する楽器は、ベーゼンドルファーの最大型グランド”インペリアル”です。最低音は普通のA2よりも9鍵も低い16Hz。実際に、こんな音域が必要な曲は、ラベルとかバルトークとかに、ごくわずかしか無いはずですが、例えそのキーを押えなくても、ペダルを踏んだ時にこれらの低弦が共鳴することによって、豊かな音色と響きが生れます。
マニアがスーパーウーファーをつけるのは、この音が聴きたいから…

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グラナドス(1867〜1916) スペイン舞曲 No.10
Realで演奏   WMAで演奏

プロコフィエフ(1891〜1953) スケルツォ Op.12, No.10
Realで演奏   WMAで演奏
   

***********ピアノロールのアンコール・ページもどうぞ***********

リスト 愛の夢 No.3

シューベルト 軍隊行進曲(連弾)
   

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でお聴きになると自動再生され、さらに高音質です

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