シューベルト /軍隊行進曲 Op.51,No.1(連弾)

今回のピアノロールは連弾で、お馴染み シューベルトの「軍隊行進曲」…何をいまさら などと仰らないで、まず聴いてみてください。
なにしろこれは物が違います!演奏はバウアーとガブリロヴィッチ、といえば20世紀初めの伝説的な巨匠たちです。そして使用楽器は、先月に続いてベーゼンドルファーの最大型「インペリアル」。1915年頃の演奏だそうです。
まだ、SPレコード録音も珍しかった時代で、コレクターによると、この2人の連弾は、犬のマークのビクター赤盤でアレンスキーのワルツが残されていて、ノイズだらけの盤が宝物のような扱いを受けているそうです。
その点、ピアノロールに残された演奏で、生さながらの音質を楽しめるのは本当に幸せなことです。

   
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