2010年
第338回 1月18日(土)
♪ 新 年 懇 親 会 ♪ |
第339回 2月20日(土) 担当:丸川昌信
1980年代外来演奏家のコンサートから (NHKのFM音源より) ◇ プ ロ グ ラ ム◇ @ リッカルド・シャイー指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調 作品95<新世界から> * 1984年11月3日 東京昭和女子大人見記念講堂 シャイーはこのときが初来日。1988年にコンセルトヘボウ管弦楽団の常任指揮者に就任。以降1991、1993、1994、1996、2000、2002年に同楽団と来日。1999年からは、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団の音楽監督も兼ねる(2003年来日)。2004年にコンセルトヘボウを辞任し、2005年からライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の音楽監督。 A カルロス・クライバー指揮ミラノ・スカラ座管弦楽団 プッチーニ 歌劇<ボエーム> から 第1幕、 第2幕:ムゼッタのワルツ〜フィナーレ 第3幕:ミミの別れ〜フィナーレ 第4幕:さらば古い外套よ〜フィナーレ (配役) ミミ:ミレッラ・フレーニ(s) ロドルフォ:ペテル・ドヴォルスキー(t) マルチェロ:ロレンツォ・サッコマーニ ムゼッタ:マルゲリータ・グリエルミ ショナール:アントニオ・サルヴァトーリ コリーネ:パオロ・ワシントン *1981年9月15日 東京文化会館 カルロス・クライバーの来日は5回、1974年バイエルン国立歌劇場(ばらの騎士)、1981年ミラノ・スカラ座(ボエーム、オテロ)、1988年ミラノ・スカラ座(ボエーム)、1986年バイエルン国立歌劇場管弦楽団(コンサート)、1994年ウィーン国立歌劇場(ばらの騎士)。このほかにお忍びでしばしば来日していたらしい、チェリビダッケの演奏会での目撃者がいる。 B ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ブラームス 交響曲第1番ハ短調 作品68 * 1988年5月5日 東京サントリーホール カラヤンの初来日は1954年(N響を振る)、以後ベルリンフィルとともに1957、1959(ウィーン・フィル)1966、1970、1973、1977、1979、1981、1984、1988( 1989年7月16日没) カラヤンの日本での人気は66年に東京、70年には大阪で。それぞれベートーヴェン交響曲全曲演奏会を行ったことで決定的なものとなった。73年渋谷のNHKホールのこけら落としの一環として来日したときの公演チケットは応募抽選制で、東京で7回、大阪で3回の応募葉書が何万通にもなったことや、来日直前のクラシックLPの売り上げベスト30のうち、28枚までがカラヤンのもので埋め尽くされた。(あとの二枚はアーヨとミケルッチによる、イ・ムジチの「四季」) |
第340回 3月21日(土) 担当:杉井 武
1放送録音(ライブ盤)の世界 (トスカニーニを中心として) ◇ プ ロ グ ラ ム◇ 1. ブラームス バイオリン協奏曲 ヤッシャ・ハイフェッツ(v) 1935年2月24日 2. ウェーバー 歌劇<魔弾の射手>序曲 3. ヴェルディ 歌劇<アイーダ>から 「勝ちて帰れ」 デュソリニナ・ジャンニーニ(s) 1936年3月1日 NYPH 4. ベートーベン 歌劇<フィデリオ>序曲 1936年7月25日ザルツブルグ音楽祭 5. ヴィヴァルディ 合奏協奏曲第11番 1937年12月25日 NBC 6. モーツアルト ピアノ協奏曲第27番 ミエチスラフ・ホルショフスキー(p)1943年12月5日 NBC 7..ワーグナー 歌劇<ローエングリン>第1幕への序奏 8.ワーグナー 歌劇<タンホイザー>序曲とバッカナーレ 1954年4月4日 ラストコンサート 9 ブラームス <悲劇的序曲> 1952年9月 ロンドン (1〜8 トスカニーニ指揮NBC交響楽団、9 フィルハーモニア管弦楽団) |
第341回 4月17日(土) 担当:中村誠治
第1部:日本人提琴家に依る銘演 ◎ 渡辺茂夫 (1941昭和16年 〜 1999平成11年) マンフレート・グルリット作曲 バイオリン協奏曲ヘ長調 (37分21秒) M・グルリット指揮東京フィルハーモニー交響楽団 CD:ミッテンヴァルト MTWD99025 1955年録音 ◎ 諏訪根自子 (1920大正9年〜 ) グラズノフ作曲 “スペインのセレナーデ” 1936年録音 (2分46秒) サラサーテ作曲 “アンダルシアのロマンス“ 1935年録音 (3分28秒) 伴奏:ナディーネ・ロイヒテンベルク(p) CD:日本コロムビア COCQ84696 J・S・バッハ作曲 無伴奏バイオリン・ソナタ第1番 BWV1001(17分) LP:セブンシーズ KSAC-161-A ◎ 巌本真理 (1926大正15年 〜 1979昭和54年) アルベニス作曲 “タンゴ” 1943年録音(2分27秒) J・S・バッハ作曲 “シャコンヌ”BWV1004 1950年録音(15分40秒) 伴奏:谷 康子(p) CD:日本コロムビア COCQ84696 ◎ 藤川真弓 (1946昭和21年〜 ) コレルリ作曲(クライスラー編曲) “ラ・フォリア” 2002年録音 (14分) 伴奏:清水由香里(p) CD:ミッテンヴァルト MTWD99017 第2部:日本人作曲家によるバイオリン曲 ◎ 幸田 延 (1870明治3年 〜 1946昭和21年) バイオリン・ソナタ第2番ニ短調(明治30年)池辺晋一郎校訂・補作 (7分30秒) バイオリン・ソナタ第1番変ホ長調(明治28年)池辺晋一郎校訂・補作 (18分) 演奏:印田千裕(v)堀江真理子(p) 2008年録音 CD:ミッテンヴァルト MTWB99038 ◎ 貴志康一 (1909明治42年 〜 1937昭和12年) バイオリン・ソナタ (21分) 演奏:木野雅之(v)木野真実(p) 2003年録音 CD:ミッテンヴァルト MTWD99013 |
第342回 5月15日(土) 担当:森岡常雄
第1部:奥の院(旧東独)の伝統的指揮者の名演を聴く <ヘルベルト・ケーゲル(1920〜1990年)>
演奏の特徴:個性的=狂気的、猟奇的な、刺激的(迷演、怪演、奇演、そして名演)一面を保持しながらも、真面目で、重厚な、硬派のロマンチックな、ドイツの伝統的指揮者。 1) 絶望的な孤独感が漂うシベリウス「交響曲第4番」 ライプツィヒ放送交響楽団/1967年録音(35分03秒) 2) 狂気的、絶望的なベルリオーズの「幻想交響曲」第5楽章 ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団/1984年録音(9分) CD:各 EDEL CLASSICS BC0233 (比較)シャルル・ミュンシュ指揮パリ管弦楽団(1967年録音)から第5楽章(10分) 第2部:映画「永遠のマリア・カラス」の鑑賞
1) 映画「永遠のマリア・カラス」(原題:Callas Forever) マリア・カラス生誕80周年の記念作品。 歌に生き、恋に生きた20世紀最高の歌姫(ディ・ヴァ)のマリア・カラスの晩年を 友人でもあった監督が描いたフィクション。 監督:フランコ・ゼッフィレリ 脚本:フランコ・ゼッフィレリ、マーティン・シャーマン 撮影:エンニオ・グァルニエリ 音楽:ユージン・コーン CAST: (マリア・カラス)主演:ファニー・アルダン (ラリー・ケリー) :ジェレミー・アイアンズ (サラ・ケラー) :ジョーン・プローライト (マルコ) :ガブリエル・ガルコ (マイケル) :ジョイ・ローダン 2002年 伊・仏・英・ルーマニア・スペイン合作 上映時間:108分 配給:ギャガ・コミュニケーションズ |
第343回 6月19日(土) 担当:喜多康之
ポピュラー名曲の聴き比べ 第1部:指揮者当てクイズ
第2部:異演、怪演? ムソルグスキー 交響詩<禿山の一夜>オリジナル版 エッサ・ペッカ・サロネン指揮ロサンジェルス・フィル CD:DGG 002894776198 ストラヴィンスキー 舞踊音楽<春の祭典>から 第1部 ピアノ版 ファジル・サイ(p) TELDEC WPCS21228 第2部 管弦楽版 オトマール・スイトナー指揮ベルリン国立歌劇場管弦楽団 EDEL 852CCC |
第344回 7月17日(土) 担当:早風宣雄
もし、タイムマシンに乗れたら 是非居合わせたかったコンサート (プログラム) 1. 1960年5月29日 ブルーノ・ワルターのウィーン・フィル告別演奏会 マーラー 交響曲第4番ト短調よりフィナーレ シュワルツコップ(s)ワルター指揮ウィーン・フィル コロムビアOW7214-5-BC
2. 1950年9月16日 ディヌ・リパッティのブザンソン告別演奏会 ショパン ワルツ集より 華麗なる大円舞曲、第4番「猫」ほか6曲 東芝EAC-60114-5
3.1926年6月8日 ネリー・メルバのコヴェントガーデンお別れ演奏会 「オテロ」第4幕から2曲、「ラ・ボエーム」第3幕より3曲、「お別れのスピーチ」 ヴィチェンツォ・ベレッツァ指揮コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団 瑛EMI RLS-742 4. 1945年1月23日 フルトヴェングラー戦中最後の演奏会 ブラームス 交響曲第1番から第4楽章 ベルリン・フィル 仏Furtwengler Sciety SWF8001-3 5. 1947年1月5日 ジャック・ティボー 久々のアメリカでの演奏会 ラロ スペイン交響曲 全曲 レオポルド・ストコフスキー指揮ニューヨーク・フィル コロムビアOS-7100-RC 6 1965年2月21日 ムラヴィンスキーのモスクワ音楽院ライブ グリンカ ルスランとリュドミラ序曲 レニングラード・フィル ビクターVIC5067 6. 1972年6月5,6日 大フィル第100回定期演奏会(大阪フェスティバルホール) マーラー 交響曲第8番<千人の交響曲>よりフィナーレ 朝比奈隆指揮大阪・フィル ビクター PRC30007-8 |
第345回 8月21日(土)
♪ 納 涼 茶 話 会 ♪ |
第346回 9月18日(土) 担当:佐々木 隆
箕面でのコンサートから 第1部 箕面市制施行30周年記念 フルコンサートピアノ御披露目演奏会 (1986年6月26日箕面市民会館大ホールでの生録音) シューベルト ピアノソナタ イ短調Op. 143 リスト パガニーニ大練習曲より No 2、No 3、No 5、No 6 ショパン スケルツォ No.2 変ロ長調Op. 31 バラード No.1 ト短調Op. 23 ポロネーズ No.5 嬰ヘ短調Op. 44 ポロネーズ No.6 変イ長調 Op. 53<英雄> アンコール *清水和音(ピアノ) (Sony 8oビデオデッキ Sony PCM SL-F1)
第2部 魅惑のクラシック 弦楽四重奏 (1988年3月19日箕面市民会館大ホールでの生録音) ディッタースドルフ 弦楽四重奏曲No.5 変ホ長調 モーツアルト 弦楽四重奏曲No.21 ニ長調K575 <プロシャ王No.1> * ミューズ弦楽四重奏団 高田久仁子(Vn)橋本多美子(Vn)高田豊子(Va)菅原淑江(Vc) (Sony DAT TCD-D10) (附) ショパン ピアノ協奏曲第2番 エフゲニー・キーシン(p)アントニ・ヴィット指揮ワルシャワ・フィル (2010年2月 ワルシャワ音楽院実況録音) |
第347回 10月23日(日) 担当:堀田俊一
(第22回まなびつどいふれあい祭り協賛) 蓄音機で聴くSPレコードコンサート 使用蓄音機:昭和6年製 日本ビクター1-90型 ◇プ ロ グ ラ ム◇ 第1部
歌のない歌謡曲 リンゴの唄、別れても、紅い睡蓮、支那の夜、青い山脈、君の名は、 越後獅子の唄、チャッカリ節 演奏:コロムビア・オーケストラ 第2部
アメリカン・ヒットパレード ビギン・ザ・ビギン(ビング・クロスビー) プリテンド(ナット・キング・コール) ボタンとリボン(ダイナ・ショア) 誰かを恋して(ドリス・デイ) スター・ダスト(アーティー・ショー楽団) 煙が目にしみる(トミー・ドーシー楽団) 茶色の小瓶(グレン・ミラー楽団) ダンシング・イン・ザ・ダーク(レイ・アンソニー楽団)
第3部
親しめるクラシック アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク トマス・ビーチャム指揮ロイヤル・フィル 交響詩モルダウ ラファエル・クーベリク指揮チェコ・フィル |
第348回 11月20日(土) 担当:中西久幸
なつかしのグランドオーケストラ (イージー・クラシック・アワー)
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第349回 12月19日(土) 担当:樽井英明
平成の新しい歌手たちのなかから
アンコール
年末特別プログラム 名歌手たちのクリスマス・ソング集 (16曲) サライEMI PCDZ2114 |