高音質な音楽ページのためのデジタル変換とReal方式の実験音楽会です。
サウンドカードのアナログ⇔デジタル変換では、高音質にならないと言われます。そこでまず、先月号のシビアなアナログ音源をサウンドカード(プロ用)とオーディオコンポのコンバーター(民生用)でA/D変換して比較しました。
パソコンにマイクをつないで録音したり、CDやMDプレイヤーからアナログケーブルでつなぐケースも、前者と同じ条件になります。
結果は家庭用機器にもかかわらず、後者の音のキメが明らかに数段グレードアップします。相当高級なカードでも変換品位が低く、音楽を聴く時も、ぜひデジタル出力でと言われる意味がよく分ります!
RealG2の音楽配信は、本来はシュアストリームという方式で、各々のモデムに合った速度で受信する様になっています。しかし、実際は低速な(音が悪い)方で受けてしまうケースが多く、ぜひとも良い音で聴いてもらうには、高速なISDNだけに的を絞って圧縮するしかない!回線状況の悪さやモデムが高速で安定しないせいだと言われていますが、お宅ではどうでしょうか。
ここでは、サウンドカードで変換したものを28K〜56Kモデム速度で圧縮。一般の解説書や雑誌、例えばPC Life等のHP講座のとおりにすると、この音質になります。一方、専用コンバーターでの変換をISDNシングルで圧縮しました。たぶん、同じ演奏がこれだけ違う音で聴えるかと驚くはずです。
音楽ページである以上は、作る側も、聴く側も、まずこれ位いのことから、こだわりたいものです。

サウンドカード&2856K    専用コンバーター&ISDN
   
   

   
【追記】 デジタル音源 取込みのハイテクニック