デジタル入出力(S/PDIF)端子が付いているサウンドカードでは、できるだけ高いサンプリング周波数のままパソコンに取込むと高音質になります。
DATも、衛星放送も、A/Dコンバーターでアナログを変換する時も、48Kz(や96Kz)を使う。このページでも、DATの48KHzのまま入力しています。
CDやマスタリング用のWAVEは、サンプリング周波数が44.1Kzで、高音は20KHzまでしか再生できませんが、48KHzなら高音域が1割伸びて、キメ細かく忠実にレコーディングできる。この素材を編集した後、圧縮やCD-Rに焼く際に44.1KHzにリサンプリングすると良い音質で完成します。リサンプリングを嫌う人もいますが、実際に試してみると、やはり素材が良いということは良い結果につながるケースが多い。
ホームページでは差が分からなくても、CD-Rに焼くと音質差が歴然とします。
もともと44.1KHzの素材も、わざわざ高いレートにリサンプリングすると音が良くなるという人もいます。例えばCDからレコーディングした後、編集ソフト(SoundForgeなど)で48KHz(や96KHz)にリサンプリングすると、音のキメが増し、低音の質も向上する。高音が取り戻せる訳ではないが、波型を改善し歪み率を低くする効果があるというデータ画像を示している解説書もあります。
(例えば:山本ひでお著 CD-RのすべてWindows版 エーアイ出版)
http://member.nifty.ne.jp/Hideo-Yamamoto/
http://www.ai-pub.co.jp/
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サウンドカードやソフトウェアによっては、44.1KHzしか使用できないものもあります。
購入の際は、サンプリング周波数についてもチェックされる事をお勧めします。
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