コ・タオ日記

【4月26日】

朝9:00タオ島に向かうべく、チェックアウトしにロビーに行き、レンタ・バイク代を払う。1日180バーツのはずだったのだが

200バーツだと言ったので渋々二日分400バーツを払った。朝からモメるのもうやだったからね。

ナトンタウンに送ってもらい、ついでにコタオ行きのボートチケットも買ってきてもらった。料金は350バーツだと

確認して買ってきてもらってんだけど、400バーツに値上がりしたといって済まなそうにいうので、二人分800バーツを渡す。

でもチケットを見たら345バーツって書いてあるではないか!ヤツの姿がまだ見えたのでトッ捕まえてやろうとも思ったけど

なんだかもう諦めモードに入っていたので、見逃してやった。

サムイは本当に良くだまされた。たいした額じゃないけど気分悪い。

ナトンタウンの食堂で、朝飯食って11:00発のコ・パンガン経由コ・タオ行きの船に乗る。

相変わらず白人だらけだ。1時間程でパンガンに到着し乗り継ぎの船が来るまで30分位桟橋で待つ。

待ってる間地元のおばちゃんが飲み物やフルーツを売りにくるが、あんまり売れてなかった

暑いのにご苦労サンって感じだ。2:05タオ島の西側MaeHat(メーハート)に着く。

桟橋を渡って島におりると、宿の客引きのコやらタクシー(ソンテウ)の運ちゃんが一斉に寄ってくる。

写真つきのファイルや名刺を見ながら交渉開始である。その中から1泊250バーツでファンとトイレ、シャワー付の

コタオマリーナと云うバンガローに決めた。サイリー・ビーチにありナカナカ小奇麗な宿だ。

桟橋から車で10分位で到着。一緒に車に乗ったラテン系のニイチャンはエクアドルから来たと言う。

エクアドルのバックパッカーなんて珍しい。東京にも行ったことがあるとラテンらしく陽気に喋ってた。  

タオ島 メーハートの桟橋 客引き
タオ島
メーハートの桟橋
客引き
宿に荷物を置いてすぐに散策開始 驚いたことにインターネットカフェがあるではないか 

ガイドブック(最新版)によると電話線は通じてないって書いてあったのだが、どうやらつい最近電話が繋がったのか?  

それにしたもこんな秘島みたいな所に近代施設があるなんて変な感じである。 

去年行ったチャーン島にもできたのかな?あっちのほうが未開発だったからまだかもしれないが

時間の問題だと思うアソコにインターネットカフェができるのも・・・タイってそう云うところなんです。

少し小腹がすいたのでレストランでヌードルスープを頼んだらインスタントラーメンがでてきた^_^;

この島はバーミー(中華麺)がないのかな?と思い以後麺類は注文しなかった。

帰りがけにさっきのカフェで、自分のHPの掲示板に書き込み(ローマ字)して宿に戻る。

サイリービーチにあるのは、バンガローと数軒の食堂、野外のBAR、雑貨屋、スキューバーのお店

こんなもんであった。予想はしてたが、なんとも素朴な島である。

夜、地元の人が来るような食堂に行ってタイカレーと春雨サラダを食って帰る。

Koh Tao Marina インターネットカフェ タイカレーと春雨サラダ
コタオ・マリーナ インターネットカフェ タイカレー(イエロー)春雨サラダ
【4月27日】

昨夜夕飯を食べた食堂で朝食を食い、食後船着場のメーハートまで散歩しレンタバイクを1日200バーツで借りる。

サムイで借りたのと同じHONDAドリームだったが、こっちのほうが少しくたびれてるみたいだ。

鍵穴がグラグラで差してもすぐ抜けるので、ヒモでミラーに引っ掛けてある。まぁちゃんと走れば問題ないのだが・・・

タオ島は舗装されてるのはわずかで、内陸はほとんど獣道でジャングル状態だった。

舗装されてるのは上の地図に載ってる道だけ

借りたバイクで早速島内を探索したが、実にワイルドな道で

オンボロ50cc、しかも二人乗りじゃ舗装の道しか走れない

オフロードのバイク借りればもっと冒険もできたろうが

時既に遅しであった。(^_^;)

島の南北を一通り見て回ってメーハートに戻ってきたら

バイクがシュボボボ・・・ってエンストしてしまった。

まだガスメーターはエンプティーじゃないので、どうしちゃったんだろう?

何度かキックでかけたけど、NG。念のためタンクを覗いて見たが

まだ少し残ってる様にも見える。幸い道を下ったところが

レンタバイク屋だったので行って聞いてみたけど

年老いたじいさんが、店番をしててラチがあかない。

仕方ないので、店の人が来るまで飯でも食って時間潰そうという事になって

メーハートの海が見渡せる食堂で遅い昼飯を食った。

しかし、もし辺鄙な所で止まってたらヤバかったなぁ〜なんて話しながら、カオパッ(焼き飯)を頼んだ。

客は全然いなくて少し不安だったけど、味も量も値段もヨシ!だった(^O^)。

この先は走行不可 タオの北西から見えるナン・ユアン島
内陸は未舗装 この先は走行不可 ナン・ユアン島(地図左上)

さあそろそろ店の人が戻ったかなと、食堂を出たが行ってみるとClosedって札が置いてあり、店には誰もいなかった。

どうすんべ?と途方にくれて無い知恵をしぼった結果、試しにガス入れてみてダメだったらバイク置いて帰ろうということになった。

近くにGSがあったので1g(20バーツ)だけ入れてキックしてみると・・・ブウォーン!!なんと一発でかかった。

なんてことはないガスメーターがいかれてただけだったのである。

ホッと胸を撫で下ろし、宿まで意気揚揚と帰った。そしてエンジンを切ろうとキーを見た瞬間・・・キーが無い!

GSでガス入れた時にキーのヒモをミラーに掛けるのを忘れて走ってしまったのだ・・・・

一難さってまた一難、今度は通った道を2人で戻ってキー探しである。日没もせまってるし大変なことになった。

2往復したが結局見つからず、二人ともガックリ肩を落として宿に戻った。

キーが無いとエンジンも切れないのだが、爪切りについてた簡易ナイフで鍵穴を回したら切れた。

ひょとして、これでエンジンもかかるかな?とトライするが、そんなに世の中甘くはなかった。

サムイ島でもパンクするし、今回の旅はレンタバイクに泣かされたねと、この日は夕飯食って

宿のそばにあるビーナスと云う怪しげなBARに行ってチャン・ビール飲んでお終い。

【28日へ】

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