バンコク日記

二月に無料航空券の予約を入れて指折り2ヶ月余り・・・
とうとうやって来ました4月20日!!!この日を励みに腰痛と闘いながら
仕事してました。と、そんな大袈裟な事じゃないんだけれど恒例のアジア旅行PartV
今年もタイに行ってバンコク、サムイ島、タオ島を周ってきた。
相棒は去年と同じK氏。彼とはもう色んなところ結構行ってます。お互いカタギじゃない?ので
まとまった休みが取りやすいのと、音楽の趣味も似てるので一緒に旅してても疲れないのが
永く続いてる理由かな?(別にホモじゃないっすヨ)
そんな訳でK氏もUAで貯めたマイレージ最後の2万マイルを使い果たして同行してくれた。(謝謝)

今年は、マレー半島を南下してタイ湾の島を周ろうと漠然とした計画を立てて
あとは、いつもと同じで行き帰りの航空券とほんの少しの荷物を持って成田を発った。
以下日記形式でお届します。


【4月20日】

待ちに待った出発日だと云うのに、もう以前の様な気持ちの昂ぶりも不安もない。
それほど当たり前になってきたとゆうことか?最初の頃は1週間前位からソワソワしだして三日前にはもうバッグを
引っ張り出して荷物を詰めたりしてたのに・・・今年なんかさっき漸くクローゼットにしまってあるバッグをヨッコイショって
取り出して必要な物ポンポンと入れて、ものの3分かかっただろーか?兎に角東南アジアの旅は極論を云うと
パスポートと航空券、現金があれば他に何も要らないのである。必要な物は現地で買って(日本で買うよりずっと安い)
要らなくなれば、誰かにあげるとか、売っぱらうとか出来るのである。第一あんなクソ暑い国で重い荷物を持ってウロウロしてたら
それだけで、バテちゃうってもんだ。そんな訳で小学生が遠足にでも行く様な荷物をもって成田へ向かった。
ユナイテッド航空のある空港第一ビルは、つい最近リニューアルしてキレイになったが、出発ゲートまで随分遠くなってしまい
前のままで良いと思ってる人が沢山いるんじゃないかと思う。空港使用料は航空券に含まれるシステムになったため
以前の様に2050円のチケットを買う手間が省けたのは良いことだけれども。UA875便は定刻通り離陸して約5時間40分の
フライトである。機内はほぼ満員で窮屈だった。現地時間の22:35分着。空港で1万円だけ両替(3.069バーツ)
到着時の気温27℃思ったより暑くなかったけど、即長袖のシャツを脱いでT−シャツ1枚になった。
目指す宿はいつも通り世界のバックパッカー御用達のカオサンである。エアポートバスA2に乗って(70バーツ)約30分で
到着。この時間は渋滞もないので結構早く着く。毎年カオサンに宿をとってるのでバスを降りて即ChadaGuestHouseで
エアコンルームで二人ある?「280バーツだよ」OKって感じで即決。この間約3分だ。部屋はダブルベッドと机が一つ
シャワーとトイレは共同だ。荷物を置いて早速カオサンロードを徘徊する。GW前のせいか日本人の姿があまりない。
白人も以前ほどおらず、ちょっと寂れた感じだった。しかしインターネットのパソコンを設置するところがまたまた増えた。
インターネットカフェだけでなく、安宿のロビーにあったりして、こんなに皆でやったら儲からないんじゃないかと
他人事ながら心配してしまった。(このへんの発想がいかにもタイ人らしいのだが・・・)
1年ぶりにカオサンを訪れた印象はこんなもんである。翌日に備えAM2:00には就寝。

 
カオサンの屋台
カオサンの屋台1
カオサンの屋台2
ヤキソバ屋台
フルーツの屋台
焼きとうもろこし

【4月21日】

AM9:00起床カオサン通を自他共に認める、ジミー金村氏発行のジミークンバスマップ*注
おまけで載ってるカオサン屋台グルメマップを見て、今時たったの10バーツで食べられる
ラーメンまたはワンタン屋台に直行。10バーツって云ったら35円弱である。旅行者の多いカオサンエリアにおいて
この値段は表彰ものである。量は日本のラーメンより少ないが朝食には丁度いい。足りなければ、もう一品追加しても
70円だ。(僕はワンタンスープを頼んだ)味もいいのでいつも地元の人とカオサン知ってます風の日本人で賑わってる。
今日は、サムイ島に行く列車のチケットを予約しに行く予定だったのでNO.53バスでホワランポーン(バンコク中央駅)へ
駅構内に入ると早速、駅公認スタッフと書かれた名札をぶらさげたオネーチャンが近寄ってきた。
このての輩にはあまりお世話になりたくなかったが(良くない噂を知ってたので)一応質問には答えてやろうと
話を聞いた。以下その時の会話

(女)どこ行きたい?(僕)サムイ島(女)私は駅の公認スタッフです。サムイ方面は1日××本走ってます。
こっちに来てください(と言ってサウスラインの掲示板に連れられる)(僕)ふ〜んなるほどね
(女)いつ行くの?(僕)明日の夕方(女)じゃあこっちに来てください(歩きながら)どこから来たの?(僕)JAPAN
(女)東京?大阪?(僕)TOKYO!(女)今から列車とバスとボートのチケットを手配してくれるところに行きます
私は公認スタッフだから大丈夫手数料も取りません(2Fの旅行代理店に連れられて行く)(僕)アナタにも代理店にも
コミッション払わないでいいの?(女)ノーコミッション(以上一応英語です)

代理店に入ると若いニイチャンがにこやかに、対応してくれる(でもまだこっちは疑ってかかってる)こっちの希望を
聞きながら作ってくれたジョイントチケット【バンコク→スラターニー(AC2等寝台)→バス(サムイ行きのボート乗り場迄)→
ボート→サムイ島→サムイの宿まで】×2(往復)提示された金額は予想に反して下調べした金額よりむしろ安かった。
相棒とこれならいいなぁと言いつつ「この金額で手数料は要らないの?」「要らないよ」そんじゃOKだと思ってたら
「サムイ島の宿は決まってるの?」って聞かれてまだだと答えると、待ってましたとばかりに写真付きのリストを取りだして
勧めだした。ここからが結構強引で「ココは一泊400バーツだけど1週間だと380になるし静かで、目の前は奇麗な海です
ワタシも来週ヴァカンスでここに泊まります」、とかなんとか言い出した。とうとう馬脚をあらわしたなと思いつつ
いや、宿は自分達で探すからいいよと断ろうとすると、「サムイは今ハイシーズンだから宿はどこも一杯です、だから
ココにした方がいい来週そこで会おう」とホザキ始めた。いまハイシーズンなんて見え見えの嘘言いやがってナメンなよと
言いたかったが、往復のチケットだけじゃさして利益もないんだろうな〜と妙に仏心がでて、じゃあ3泊だけするよ380バーツで
いいだろ?「NO〜3泊じゃ400バーツです。1週間じゃないと割り引きになりません!何で1週間にしないのですか?」
だから宿は自分達で決めたいって言ってるでしょ、それにパンガン島にも行きたいの!「パンガンは日帰りでも行けます」
パンガンにも泊まりたいの!!!!もうあまりにもシツコイのでじゃ〜もう宿は自分で探すからって腰を上げようとしたら
「OK、OK特別に3泊でも380にしますから」って言って渋々計算しだした。もうちょっと値切って350バーツにはなるかとも
思ったが軽くあしらわれたので勘弁してやった。この時点ではそんなにボラれてないなと、ほくそえんでたが、後に
やっぱりヤラレタなと思う事が発覚する(微々たるモノだけど)

参考までに駅の公認スタッフは、質問に丁寧に答えてくれるが、駅の外の旅行代理店とかに連れて行かれそうだったら
要注意、構内の代理店は一生懸命利益が出るツアーなりチケットを売ろうとするけど、こちらが明確な意思表示をすれば
痛い目にはあわないだろう。でも曖昧な考えだと つけ込まれるので下調べはしといた方が良い。
何から何まで自分でやりたい人は、構内スタッフにその旨告げれば教えてくれると思う。

余談だけど、僕らの隣に若い日本人のカップルがいて彼氏のほうが英語で交渉してたのだが(結構まともだった)彼女は
代理店の人が日本語話せると判ると「この人いつもハッキリしないんですよ〜優柔不断なんだからぁ〜ヤンナッチャウ」とか
日本語でべらべら喋り出した。僕が彼氏だったら「フザケンナじゃぁ自分でやってみろ」って頭の一つでもひっぱたいてやったのに・・
この手の女(結構いるんです)を見るとムショウに腹が立つのはオジサンになったせいかしら?

無事に予約も済んだし小腹が減ったのでホワランポーン駅から歩いてヤワラー(チャイナタウン)まで行き
燕の巣のスープを飲んだ(100バーツ)感想は砂糖水に寒天かナタデココを刻んで「ハイこれが燕の巣のスープです」って
言われても信じちゃうだろ〜なぁって感じ。お茶も付いて来たので飲んだら「まづ〜ぅ」漢方茶なのか苦くて独特な臭いがした。
でも体に良さそうなので全部飲み干した。一体何というお茶なのか誰か知ってる人います?
効きそうなお茶を飲んで元気がでた(気がした)のでチャイナタウンでも散策すんべとヤワラー通りを歩き出す。
このあたりは表記も全部漢字で道行く人も、東アジア系の顔立ちだが多い。ヤワラーと並行して狭い路地にギッシリ店が並んでる
サンペンレーンを歩いてみたら、日用品、雑貨、洋服、靴、アクセサリー等が溢れかえってる。何も買わなかったけど、見てまわるだけで
ナカナカ楽しいが、道幅が狭く人が一杯でタダでさえ歩きにくい所にバイクや屋台が通るもんだから人ごみが嫌いな人は遠慮しましょう。

 
10バーツ≒35円
ホワランポーン駅
燕の巣のスープ
どれも一杯10バーツ
ホワランポーン駅
燕の巣のスープと漢方茶
ジミークンバスマップ サンペンレーン
ジミークンバスマップ
サンペンレーン
これがあればバンコクの複雑なバスルートも 難なく乗りこなせるスグレモノ作者ジミー金村氏が 自ら歩いて書いた根性の逸品。付録についてる カオサン周辺の格安屋台情報マップがまた嬉しい。 一冊50バーツはお買い得。カオサンで見かけたら 即買うべし
サンペンレーンをさんざん歩いてクタクタになったので、近くの船着場(ラチャウォン)からボートに乗ってプラアティットと云う
カオサンに近い船着場まで帰った。(6バーツ)相棒は先に宿に戻って僕は、髪が伸びてボサボサだったので床屋に向かった。
おばサンにカット、ショートと言っただけであとはなすがまま、あっとゆ〜まに終わってしまった。(10分弱)シャンプーなんか
勿論してくれないが、たったの50バーツだから文句はない。(おばサンがイメルダ夫人みたいだったけど)
すっきりして宿に戻って夕飯まで一休み。

夜自分のホームページに書き込みしようと思い、日本語のフォントがあるインターネットカフェを探すが見つからなかった。
去年カオサンの一本脇道ランブトリー通りに日本人スタッフのいるカフェがあったのに、そこは既に違う店だった。
前にも触れたけどこのエリアにはWEBが出来る店が沢山あるので、どっかしら(日本語フォントが)あるだろうと
キョロキョロ見てまわったけど結局みつからず、諦めてローマ字で書いた。どこもだいたい2B/minでインターネット激戦区なので
他の所でやるより安かった。後日、日本語フォント使えるところが見つかったが時既に遅し。

夕飯は、新しく日本食屋ができてたので、行ってみたが、あまりの手際の悪さに閉口してビールと餃子を食って
ソソクサと退散。あれじゃ1年もたないねって言いながら、よく行く屋台でカオパ(焼飯)とトムヤムクンを食って帰る。
この店もジミークンマップで紹介されてたので、行き始めた店である。ちなみに、上記の2品で50バーツ(160円弱)

ホワランポーン駅構内

チャイナタウン

チキンのカオパッ

ホワランポーン駅構内

中華街

カオパッ(タイ風焼飯)

今日は列車の予約もしたし、チャイナタウンも歩いたし、インターネットもできたし、働いた1日でした。
長期滞在者だと、OneDayOneThingと云って、1日に何か一つのことをやってそれでお終いです。みたいな人が多いけど
2週間くらいの滞在じゃそうはいかないのがツライ。さあ明日はサムイ島に向けて出発だ。
 
 

【22日へ】
 
 

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