UNIXUSER 2002年11月 |
作成日: 2005-05-05 最終更新日: |
大特集はパス。
よしだともこのルート訪問記を読む。よしだともこさんのUNIXの師であり、 「よしだともこブレイン」のなかのお一人である藤田昭人さんへのインタビューである。 (Akito Fujita Home Pageがある。) シェルの設定はデフォルトのまま、ということに感心する。 私は軟弱な永久初心者だから、rmをrm -iとしてエイリアスして使ってしまうのだが、 藤田氏は普段使うときは「/bin/rm」とタイプする癖がついているという。
以下、補足である。rmというのは、ファイルを消去する(remove)するときのコマンド名。 このコマンドは、ファイルの消去の確認をせず、いきなり消す。 -iオプションは、ファイルを消す前に確認する(interactive)の意味であり、 エイリアスというのは、単にrmとしただけでも、-iオプションを自動的に効かせることを指す。 初心者は、うっかりミスをなくすために、この-iオプションをエイリアスすることがほとんどである。 ベテランはうっかりミスをしないので、/bin/rmとすることによって、ユーザのエイリアスに関係なく、 確認なしに迅速にファイルを消去できるというわけだ。
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