UNIXUSER 2001年2月 |
作成日: 2005-05-05 最終更新日: |
大特集はqmailとpostfixである。こちらについての論評はパスする。
おもしろいのは、よしだともこのルート訪問記−番外編−である。 ドキュメントの重要性と限界について考えること、という標題である。 前半に、どきりとすることが書かれている。 鴨浩靖さんの言である。
一般に、ある文章がチンプンカンプンである原因は、大きく分けて2つある。
- 書き手が想定する読者層に含まれない人が読んだ
- 書き手自身が理解できていないことを書いている
よしださんは、上記1について考えている。想定する読者層の広いドキュメントを書きたい場合、 著者はどのような工夫をすればよいか、という問いかけている。 そして、工夫点の一つとして、「専門用語には、さりげなく修飾語をつける」という方法を挙げている。 これは使えそうだ。
そして、よしださんは、自身の著書「ルート訪問記」で、読者対象の広いドキュメントとしての工夫をしたという自信を持っている。 実際、読みやすい。見習わなくては。 よしだともこさんのWebページ(www.tomo.gr.jp)に、参考になることが書いてあるかもしれない。
まりんきょ学問所≫ UNIX手習い≫ UNIXUSER 2001年2月