2004年4月


2004-04-01

知人と池袋近くの料理屋で飲む。


2004-04-02

近くの料理屋で夕食を取る。今年は花粉症がそれほどでもないのは、 去年の夏が涼しかったからだということを知って驚いた、ということをつれあいに話したら、 つれあいは既に知っていた。


2004-04-03

狭山自然公園まで花見に行く。帰りはくたくたになって寝ていた。 RMC東京ニュースを読む(2004年4月号)を書く。


2004-04-04

相模川まで花見に行く。一緒に花見をした皆さんのホームページがあるので紹介する。

帰りはくたくたになって寝ていた。


2004-04-05

今朝、嫌な夢を見た。八百屋で袋に入った野菜が120円で売られている。 これを買おうとすると、店の人が泥を取るとか葉を切るとかサービスをして、 「はい、これ5000円」という。私はそのまま買ってきてしまい、 つれあいに見せると、つれあいから怒られる。私は声を荒らげ、 「俺だって買いたくて買ってるんじゃねえ、馬鹿野郎」と怒鳴る。 すると、隣の部屋にその八百屋の主人が居たらしく、つれあいと俺の部屋に入ってきて、 「おう、俺のことを馬鹿と言ったな」とすごむ。 私は勇気を出して、「だってなんでこんなに高くなるんだ」と叫ぶ。 八百屋の主人は「なら、資本の論理というのを教えてやろうじゃねえか。 だいたい、サービスに対価を払わねえのは、おかしくはないかい」といいながら説教を始めたのだった。

桜は相変わらず、あちこちで舞っている。


2004-04-06

帰りの電車は混んでいた。私は読みたかった新聞を畳んで我慢した。 しかし、こんな中でも新聞を読んだり本を読んだり携帯電話をいじったりしている嫌な奴は、 何人もいる。私の前にいた女性も、文庫本を読んでいた。その文庫本の名前は、 小栗かよ子・堀田明美著「エレガント・マナー講座」であった。こんなに混んでいる車内で、 本を読むとはいい度胸である。私は『毒を以て毒を制す』とばかりに (この言葉の使い方は間違っています)このマナー本を上からのぞき込んで、 自分でも読んだ。


2004-04-07

安全・品質・環境実務研究会に行く。お金が足りなくなりそうでヒヤヒヤした。


2004-04-08

勤務先の花見に行く。まだ桜はあったのでよかったが、寒かった。


2004-04-09

この間の日曜日、どこに花見に行ったのか、忘れてしまった。 どこまで自分の物忘れはひどくなるのだろうか。

最近、歩きながら携帯電話の画面を見ている人が多い。 いつから日本人は二宮金次郎のように勤勉になったのだろう。


2004-04-10

日本人がイラクで捕まったので怒っている。余りの怒りにエスペラントで書いてしまった。 しかし、怒りがエスペラントで伝えられないのがつらい。

中小企業診断協会東京支部新入会員歓迎会に、説明役として同僚の O 氏とともに出席する。 なかなか話ができない自分が恥ずかしい。


2004-04-11

今日はつれあいからの希望で、散歩に出かける。 越谷市役所わきの葛西用水の中土手にあるチューリップを見た。 赤いチューリップは既に盛りを過ぎていたので驚いた。

つれあいが持っている、ポーランド出身のバーシア(BASIA)の歌を聞く。ひんやりとしてきた。


2004-04-12

勤務先から帰ろうとすると、新人と思しき何人かから声をかけられた。 やはり新人はいいなあ。

私は脳の中がどんどんからになっているから、 新人より新人らしいのかもしれない。


2004-04-13

やっと、ドノソの「夜のみだらな鳥」を読み終えた。 半分まではへとへとだったが、半分を過ぎるとグロテスクの程度が高まり、 あっという間であった。あしたからは「キャッチ22」を読むことにしよう。


2004-04-14

「キャッチ22」を読み始めた。面白い。人を食ったような文章が気に入った。


2004-04-15

「キャッチ22」を読み続けている。面白い。


2004-04-16

おととい、筆箱のチャックが壊れた。閉まらない。今は輪ゴムでしばっている。 7年前、百円ショップみたいなところで買ったものだ。 ここまでよく持ったというべきなのだろう。今度はどんなのを買えばよいか。 やはり百円ショップで買うべきだろうか。


2004-04-17

壊れた筆箱の代わりに、今はミッキーマウスの筆箱を使っている。 早く新しいのを探さなければ。 八重洲室内アンサンブルの練習に出かける。


2004-04-18

新しい筆箱を買った。つれあいがクラリネットの練習をしている。 私もチェロの練習をしないといけないなあ。 と言いながら、今日は「少林サッカー」を見ておしまい。


2004-04-19

新しい筆箱は真っ青だ。こんなに明るくていいのだろうか。 いい感じだ。


2004-04-20

今日は暑かった。暑くても、昼休みは外を散歩する。


2004-04-21

今日の昼食べた回転寿司は、まだ外税だった。税金分も合わせて請求されて、 腹が立った。


2004-04-22

きのう見たテレビで「筍には節が69個ある」ことを知って笑ってしまった。 しかし、「」内で書いていたのはウソで、事実は、 「同じ地下茎を通じて出てくる筍や竹はみなクローンである。 もしその中のある筍の皮が69枚あれば、同じ地下茎の筍の皮はみな69枚である。 また、皮はそのまま成長して竹になる。だから、 同じ筍が伸びて竹になると節も69個ある」ということである。 一般には、筍の皮は60〜70らしい。

どうでもいいことなのだが、フランス語で言える二桁の数字は、 25歳(ヴァンサンカン)と69(ソワソンヌフ)だけである。

今朝見た夢。私たち家族が住んでいるコンクリート長屋で、 なぜか玄関前に大きな外階段の踊り場があり、そこに人が通れないほどたくさん自転車が置いてある。 怒り心頭に発し、その中で子供用の自転車を1台、離れた場所にぞんざいに置いた。 せいせいして家のポストを覗くと、長屋の住人で自称隠居氏が発行した長屋新聞が入っている。 俺を差し置いて隠居を名乗るとは不届千万フライス盤、成敗してくれる、と毒づきながら見ると、 この隠居氏は現在50歳代で、30年前から隠居していたと新聞に書いてあった。 妙に思いながら読んでいくと、「子供用自転車、傷つく」という記事が出ていた。 「私がしたことを予見していたのか」と背筋が凍り付いた。隣の記事には、 「xxx号室の女性、失踪す」という見出しがあった。そんなことまで記事にするのか、 と呆れ返っていたら目が覚めた。

「キャッチ22」は、今日から下巻を読みはじめる。


2004-04-23

今日は多少早く起きる。そのせいか、夜はむちゃくちゃ眠くて困った。 もっとも、眠いのは今日診断協会東京支部城東支会の新人歓迎懇親会に行ってきたからだろう。 フレッシュなみなさんを見ていると、私もフレッシュになったきぶんである。 ただ、私の場合はフレッシュというより、中身を全てなくなったリフレッシュということになる。


2004-04-24

陽気がいいので、近くを散歩してそのついでに散歩した先で昼飯を食べた。 しかし、実は昼飯を食べるところを決めて、そこまで散歩した、というのが正しい。


2004-04-25

DIY店に行き、スプレー式簡易消火器を買ってきた。有効期間は三年間である。 有効期間を過ぎたら、どう処分すればいいのだろうか。 消火器の説明書きを見ると、「ガスを完全に抜いた後、適切に廃棄して下さい」 としか書いていない。化粧品などのスプレーなら使うことが前提だが、 消火器は使わないことが前提である。ガスを完全に抜くには、どうしたらいいのだろうか。 中身は公園で出せばいい、と私は思っているが、つれあいは公園で出してよいのか心配なようだ。 また、適切な廃棄とはどういうことを指しているのか。 いわゆる一般の消火器は業者に引き取ってもらわないといけないという。これはわかる。 しかし、スプレー式なら使い切って穴を開けておけば、 ふつうのスプレーと同じようにゴミとして捨てられるのではないか。私はそう思っているが、 ホームページのどこにもそんなことは書いていない。 結局、地元の清掃局か消防署に聞いてみるしかなさそうだ。


2004-04-26

最近暑い。暑くなくても何もする気がおきないのに、暑いとますます何もする気がおきない。


2004-04-27

今日、勤務先の人達と飲んだ。帰ってきて、喉が少し乾いている。


2004-04-28

今日の昼は、20分歩いて博多ラーメンの店に行った。 ボケ防止のために、一ヶ月に一度は新しい店に入るといい、ということを米山公啓氏が言ったそうなので、 実践している。女性は入りにくそうな、なかなかえぐい店だった。


2004-04-29

今日は、つれあいの友人が自宅にやってくたので、もてなした。 私はほとんど準備をしないので、つれあいに叱られた。


2004-04-30

朝飯を食べながら、急に上野動物園に行こうと思い、つれあいを誘った。 つれあいは訝し気に「いつから動物園に行こうと考えていたの」と尋ねた。 私は「ずーっと前から」と返事をしたら、つれあいは笑い出し「それ洒落なの」 と叫んだ。私は意識していなかったと答えた。われながら上出来だ。 つれあいが了承したので、昼をこちらで食べてから上野に向かった。

動物園にはパンダがいた。パンダが上野動物園にやってきてから30年経って やっとこの目で見ることができた。30年前、最初にテレビで見た時は凄い人だかりで、 「こんな人だかりができなくなるぐらいになったら見に行こう」と決めていたのだった。 30年かけて、やっと夢が実現した。 夢のあとは、他の動物も見てそれぞれ驚いた。しかし、動物達のことを思うと、 手放しでは喜べなかった。高村光太郎の動物園の詩を思い出してしまった。 (ぼろぼろな駝鳥、 詩のページ) また、象の檻の前では、「かわいそうな ぞう」という絵本を思い出して、 目が潤んでしまった。絵本はロングセラーであり、また 紙芝居版もある。 帰ってきてから象の墓を調べなかったのが悔やまれるが、二度と上野動物園には行かないだろう。

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MARUYAMA Satosi