2001年8月


この月もほとんど「中小企業診断士(休止中)勉強日誌」の引き写しです。

2001-08-16

資格の活かし方

NHK 教育テレビを見ていたら、「定年後も働きたいと思って中小企業診断士の資格を取得したが、 どこも雇ってくれなかった」という初老の方が出てきた。結局その方は生き甲斐を見つけるために 趣味をいくつもやってみたあと、そのあとに DIY の非営利組織を組織して成功するのだった。 中小企業診断士のことについては「資格は取得したけれど、 雇ってくれなかった」以降まったく触れられることはないのだった。 さて、この番組の客として招かれていた石川好氏は「最近では、横丁の御隠居というのが忘れられてしまっていますが、 こういうものを復活させるといいと思いますね」というのだった。

私は若年寄りであるし、隠居願望はあるけれど、 世間が隠居を許さないし、いかんせん隠居に必要な人望や能力、行動力がない。 では何のための診断士を取ろうとしているのだろう、と自分に問うと、よくわからない。 一ついえるのは、診断士や診断士を目指す人の集まりに出かけることができて、酒が飲めることである。

2001-08-09

営業

新制度の一次試験が終わった。まあいろいろなところでいろいろな意見が出ているが、 私の知ったことではない。別に誰かに受かってもらわなければならない義務もない。

私の勤務している会社で、営業表彰があった。年間一定以上の金額を売り上げた営業員に報賞がある。 この席でこの何年か連続して一級の表彰を受けているつわものがいる。技術者として彼に同行したことも何回かある。 偉い奴である。

つれあいが「食器洗い乾燥機が欲しい」とずっといい続けてきたので、 (この手のは買回品というのだったか。店は巡らなかったけれど)買うことにした。 乾燥式生ゴミ処理機に比べ、多くの会社が多くの種類を出している。買ったのは S 社の製品のある型であった。 この型でないと今あるまな板が入らない、という単純な、しかし切実な要件があったからだ。 買ってまだ何日も経っていないが、好調である。こびりついた汚れはざらざらなスポンジを利用して、 物理的な力を加えてこそぎ落としたり拭ったりしないといけない。しかし、それ以外のものは落ちる。 だいぶつれあいの文句も減ったような気がする。

つれあいの不満というのは別にあって、付属のホースが 1m のものしかないことだった。この半径内では、 機械が置く場所が限られ、食事の支度に威圧感を与えるようなところにしか置けないことである。 結局据え付けの翌日、2 m のホースを新たに買ってきて取り付けて、この問題は解決した。 つれあいの本当の不満は、1m のホースがむだになったこと、2m のホースの値段を聞いてみて これならいいと思ったのに聞くたびに値段が上がってしまい、買った値段がさらに高かったこと、 ホースの代金にはポイントカードがつかなかったことであった。

2001-08-02

一次試験

いよいよ新制度による診断士の一次試験が始まる。このページを見ている受験生は 片手で数えられるほどしかいないと信じている。だからといって秘策があるわけではない。 試験なんてみずものだから(今日もどこぞの大学で試験の出題ミスを認めていた)、 運を天に任せるしかない(点を運に任せるのではない)。 運は自分でもってくるもの、とよくいわれる。あながち嘘ではないと思う。 試験場でうんうんうなっていれば、大脳の奥深くから記憶が蘇ったり、ふと知恵がわいたりするかもしれない。 しかし、その記憶や知恵のもとになっているのは普段の心がけである。

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MARUYAMA Satosi