日記(2009年)

作成日: 2009-02-11
最終更新日 :

2009年05月11日

チェロソナタが気になる

フォーレのチェロソナタが最近気になっている。特に第1番の魅力がどこにあるのか、どう表現しようか、悩んでいる。

久しぶりに自分のホームページに手をつけたが、まだ落ち着かない。

フォーレ:チェロソナタ
posted by まりんきょ at 23:59| Comment(4) | TrackBack(0) | フォーレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。
αβと申します。フランス音楽が贔屓ですが、私も特にフォーレを好んで聴いております。と云いますか、フォーレとバッハ以外、昨今は余り聴こうと思わなくなりました。
フォーレに関するサイトは少なく、残念に思っておりましたが、こちに寄らせて頂き、大変素晴らしい内容に感激すると共に、大変勉強にもなりました。実際、私は全くの素人故、音楽用語等、難しいことは分かりませんが、分析の着眼点と綿密度の素晴らしさが伝わって来ます。
フォーレの中で室内楽は声楽と双璧をなすと思いますが、当然持っていた《レクイエム》の次に、高校生の頃、初めて買った室内楽がトルトゥリェのチェロソナタのLPでした。2番の第2楽章の吹奏楽版(というかこちらがオリジナル版ですか?)を演奏したのと、そのLPのジャケットの美しい絵に惹かれたためです。
以来、2番のソナタを室内楽の中では一等繰り返し繰り返し聴いて来ました。私は1番よりも何故か2番の方に惹かれます。フォーレ晩年の諦観とそれに拮する力が淡い色彩の中で進んでいく様は見事と云う他ありません。
その点で、あんな素晴らしいフォーレのレコードを作ったナヴァラとジャンドロンが同曲を録音してくれなかったことは痛恨の極みです。
ジャンドロンに1番の録音があるのが唯一の幸せです。

Posted by αβ at 2009年06月07日 04:37
コメントありがとうございます。
チェロソナタ第2番は、フォーレの美質が各楽章で現れているところに心が惹かれます。おっしゃるとおり、第2楽章はオリジナルは吹奏楽版です。

アンドレ・ナヴァラの演奏は不覚にも初めて知りました。今度手に入れます。
ナヴァラは、バッハの無伴奏チェロ組曲の演奏が好きです。もう何十年も前ですが、エアチェックしたテープを繰り返し聴いていました。
Posted by まりんきょ at 2009年06月07日 06:47
ナヴァラは非常に良いチェリストですね。ドイツやロシアのチェリストのように重苦しさがなく飄々としているにも関わらず、その演奏は味わい深い…正にフランスならではの音楽家であり、フォーレの音楽に相通ずるものがあるように思われます。
バッハの無伴奏、レコードの評判が良く、晩年に来日して連続演奏会を開いた時のエァチェックでしょうか?

残念ながら、ナヴァラのカリオペ録音でのフォーレはソナタがなく、《エレジー》や《夢の後に》等の小品のみです。しかし、特に後者は下手な歌手よりも歌詞がなくともチャンとした歌曲になっているように思えます。ジャンドロン盤に比べ、ダルコと云うピアニストも圧倒的に巧いです。
他に《日本のメロディー》、サンサーンスやショパンのソナタなどというアルバムもありますが、それよりもフォーレのソナタを録音して欲しかったです。
Posted by αβ at 2009年06月11日 01:03
たぶん、エアチェックはFMでレコードをかけていたときのだと思います。というのは、たぶん拍手は入っていなかったので。

ナヴァラが弾いたフォーレのソナタがないのは残念ですが、小品でもよいということなので、探してみます。
Posted by まりんきょ at 2009年06月11日 22:44

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