「まえがき」から引用する。
初心者と高段者が駒落ちを指し、初心者の方が上達することが多くなるように祈る。 そのために本書をぜひ一役お役に立てていただきたい。
将棋世界という雑誌に「駒落ちのはなし」として連載されていた記事をまとめたもの。 最初は講談社現代新書として「最強の駒落ち」として出版されたが、その後に書名も連載時と同じとなって再度発売された。 また講談社現代新書では割愛されていた記事や文章がいくつか復活している。 なお、雑誌連載時は、 コンピュータソフトとの駒落ち対戦記もあった。渡辺明と木村一基が角落ちの上手をもち、渡辺は勝ったが木村は負けたと記憶している。このときの記事も面白かったが、 本書でも割愛されている。
それはともかく、上手の指し方(先崎氏はテーマといっている)も解説されていて、おもしろい。
書名 | 駒落ちのはなし |
著者 | 先崎 学 |
発行日 | 2012 年 10 月 31 日 初版 第 1 刷 |
発行元 | 日本将棋連盟 |
定価 | 1800 円(本体) |
サイズ | |
ISBN | 978-4-8399-4476-6 |
その他 | 草加市立図書館にて借りて読む |
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