青野 照市・日本将棋連盟:9マス将棋の本

作成日:2020-08-06
最終更新日:

概要

9マス将棋の内容とオリジナル問題。

感想

9マス将棋の発案者は誰だろうか。著者紹介の青野照市九段の欄では、 《2016年に『9マス将棋』『9マス将棋カード』(幻冬舎)を考案》とあるので、青野九段が発案者のようにみえる。 しかし、同書の p.100 で、《左の配置(図略)は 1980 年に南雲夏彦氏が「3三将棋」として発表されたものです。》 とある。私が見る限り、発案者は南雲氏と思われる。

この本にある問題を解くうちに、確かに9マス将棋(南雲氏の命名で3三将棋)も奥深い変化があることがわかった。 将棋のプログラムを作っている過程で、まずは9マス将棋でプログラムの腕試し、と思ったのだが、 まだまだこの本の初級の段階にも至らない。

書誌情報

書名9マス将棋の本
著者青野 照市・日本将棋連盟
発行日2017 年 6 月 30 日 第 1 刷
発行元幻冬舎
定価950 円(本体)
サイズ
NDC796
ISBN978-4-344-97916-1
その他越谷市立図書館で借りて読む

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MARUYAMA Satosi