9マス将棋の内容とオリジナル問題。
9マス将棋の発案者は誰だろうか。著者紹介の青野照市九段の欄では、 《2016年に『9マス将棋』『9マス将棋カード』(幻冬舎)を考案》とあるので、青野九段が発案者のようにみえる。 しかし、同書の p.100 で、《左の配置(図略)は 1980 年に南雲夏彦氏が「3三将棋」として発表されたものです。》 とある。私が見る限り、発案者は南雲氏と思われる。
この本にある問題を解くうちに、確かに9マス将棋(南雲氏の命名で3三将棋)も奥深い変化があることがわかった。 将棋のプログラムを作っている過程で、まずは9マス将棋でプログラムの腕試し、と思ったのだが、 まだまだこの本の初級の段階にも至らない。
書名 | 9マス将棋の本 |
著者 | 青野 照市・日本将棋連盟 |
発行日 | 2017 年 6 月 30 日 第 1 刷 |
発行元 | 幻冬舎 |
定価 | 950 円(本体) |
サイズ | |
NDC | 796 |
ISBN | 978-4-344-97916-1 |
その他 | 越谷市立図書館で借りて読む |
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