Ruby を使って、文法の初歩から Web アプリケーションまでを解説する。バージョンは 1.9 である。
この章ではデータベース利用について書かれている。 データベースには SQLite3 を使っている。p.270 の例題の実行結果は、本書では次のように表示される。
row=["Shin", 45] name = Shin age = 45 row=["Hiroshi", 42] name = Hiroshi age = 42
一方、私が使った Ruby 3.1.1 では次のように表示されている。
row=#<DBI::Row:0x00000218d619c8f0> name = Shin age = 45 row=#<DBI::Row:0x00000218d618b7f8> name = Hiroshi age = 42
注意が必要だ。
31-2 項『Ruby に深入りする』で、ライブラリのコードを読んでみるのもよいでしょう。たとえば、WEBRick のコードを読んでいるというのはどうでしょう。
と示唆されている。実際読んだ方による記録を見ると、かなりの量になる。私にはとてもできそうにない。ただ、いつかはやらないといけない。
31-3 項『もっと「広く」学ぶ』で、Smalltalk については、1度使ってみることをお勧めします。
とある(p.413)。プログラミング言語を学んだ当時を思い出した。
プログラム言語には4種類あるという話を思い出した。それらは手続型言語、関数型言語、論理型言語、オブジェクト指向型言語だ。手続型言語は、
FORTRAN (あえて全部大文字)、C、Pascal などで、当時普通に用いられていた言語はすべて手続型だった。関数型言語には LISP だった。
論理型言語は Prolog、オブジェクト指向型言語は Smalltalk だった。この中で、Smalltalk だけは使ったことがなかった。そうだ、今なら Smalltalk は使えるはずだ。
私でも使えそうな環境を探した結果、
Pharo(pharo.org) なら使えそうだということが分かった。少ないながら日本語の資料があるので、格闘している。
書名 | 作りながら学ぶ Ruby 入門 |
著者 | 久保秋 真 |
発行日 | 2012 年 11 月 27 日 初版発行 |
発行元 | ソフトバンククリエイティブ |
定価 | 2600 円(本体) |
NDC 9 | 007.64 |
サイズ | 16, 479p / 21cm |
ISBN | 978-4-7973-7127-7 |
その他 | 越谷市立図書館で借りて読む |
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