私がカセットテープへの録音機を手に入れたのが 1974 年である。 それから 1990 年まで、テレビや FM の音源をせっせとカセットテープに録音していた。 いわゆる、エアチェックである。 当然、カセットテープが必要なのだが、名のある会社が出している正規品は高かった。 だから、粗悪品とわかっていてもいくつか買ってしまったものがあった。 当時粗悪品を売っていたのはアイワールドという店で、相模原市民しか知らないだろう。
2014年3月21日、続きを書いた。
粗悪で知られているブランドで一番有名なのが BON だろう。香ばしい、と表現する人もいるほどだ。
こちらはそれほど知られていないが、粗悪であることにはかわりなかった。 BON はテープの軸が回るだけましなのだが、 GREAT は回らなくなることがよくあった。
こちらもそれほど知られていないが、粗悪であることにはかわりなかった。
知られていないが、このテープも粗悪だった。録音レベルが極端に下がることが多かったのがこの RTN である。
*万一、当社の製造上の原因による不良が発生しました場合には、新しい製品とお取り替えいたします。 それ以外の責はご容赦下さい。
よく見ると造の字のしんにょうの点が 2 個あり、良の字も上の棒が縦ではなく、横に寝ている。 だから、日本ではなくきっと台湾か中国大陸で作ったのだろう。
これも粗悪だった。
このプラス5シリーズは、それほど音は悪くなかった。 おそらく、60+5 もあったと思うが、残念ながら見つからなかった。
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