「第2版序」から引用する:
本書第 1 版が出版されて 23 年余りになる.この期間における見分と経験によって, 第 2 版につぎのいくつかの補訂を行なったが,第 1 版の序に “常微分方程式および偏微分方程式の解法を解説することを試みた入門書である” としるした方針は変えなかった.
私のように大学数学もわからない者には、荷が重い。
pp.67-76 は 「§ 28 Mikusiński の演算子法による定数径数線形微分方程式の解法」である。
p.67 では
`0 le t lt oo` で定義された複素数値の連続函数 `b(t), c(t), f(t)` などの全体を `frC` と書く.
のようにフラクトゥールが出てくる。この WEB で見ているフラクトゥール字体はおそらく本書のフラクトゥールとは違うだろう。
本書は真ん中の鉛直の棒がかぎ針のようになっている。
なお、Mikusiński の演算子法で重要な Titchmarsh (ティッチマーシュ)の定理は省略されている。
必要があれば、京都大学数理解析研究所の下記のページの
1988年8月2日-8月11日(第11回)演算子法の話 松浦 重武 先生の資料を見るといいだろう。
https://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/ja/special-01.back.html
p.135 にある「壔面」(cylindrical surface) の漢字が読めない。たぶん「とうめん」と読むのだろう。
p.214 の第3章の表題は「未定係数法による解の存在証明( Cauchy-Kowalewsky の定理)」である。あれ、コーシー=コワレフスカヤの定理のはずなのに、 勝手に男性にしてはいけないのではないか、と思ったら、英語版の Wikipedia では、 見出しが Cauchy–Kowalevski theorem である。いろいろあるのだな。
このページの数式は MathJax で記述している。
| 書名 | 微分方程式の解法 |
| 著者 | 吉田耕作 |
| 発行日 | 1978 年 2 月 23 日 第2版第1刷発行 |
| 発行元 | 岩波書店 |
| 定価 | 1300 円 |
| サイズ | B6 版 307 ページ |
| ISBN | なし |
| その他 | 岩波全書、川口市立図書館にて借りて読む |
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