一松信:正多面体を解く

2026-03-23

概要

「はしがき」から引用する。

(前略)近年図形に関する内容が,学校での数学教育から次第に薄くなってきました。 特に立体図形については,小中学校の初歩的段階以降,ほとんど姿を消しつつあるようです。(中略)3次元図形に関する直観の養成は, 数学だけでなく,自然科学・工学・芸術の各方面にも重要な基礎と信じます.(中略)広い意味で,数学に興味をもつきっかけになることを期待して,新版を提供する次第です。(後略)

感想

私は図形に関するセンスがなく、特に空間図形の理解が鈍い(だから部屋がいつもちらかっている)。しかし、本書の図を見ていると楽しい。

p.62 から引用する

`H` が `G` の部分群であり,さらに各要素 `a in G, b in H`,に対して
`b' = a * b * a^(-1) in H`
が成立するとき,`H` を正規部分群といいます。`G` が可換群ならば,
`b' = a * b * a^(-1) = a * a^(-1) * b = e * b = b in H`
となり,すべての部分群は正規部分群ですが,一般には `b'` は `b` と異なります。 正規部分群の一例は,`n` 次対称群中の `n` 次交代群です。 正規部分群でない部分群の最も簡単な例は,3次対称群の中で,単位元と互換 `(1, 2)` と 2 個の要素の作る部分群です(読者各自で確かめてください)。

あとで確かめてみることにしよう。

書誌情報

書名 正多面体を解く
著者 一松信
発行日 2002 年 5 月 20 日 第1版第1刷
発行元 東海大学出版会
定価 2000 円(本体)
サイズ
ISBN 4-486-01587-8
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