吉田 洋一:ルベグ積分入門

作成日:2016-10-29
最終更新日:

概要

従来のリーマン積分では何が問題だったのか。ルベグ積分では何が解決できるのか。

感想

反例

私にとっては、ルベグ積分(ルベーグ積分、ルベッグ積分)は難物である。 ただ、この本では付録に「反例そのほか」とある。ここでは、一見正しそうな命題であっても、実は反例があるということがらが述べられている。 反例は大切だ。

積分の境地

p.224 に次の記述がある。この「積分の境地」という表現がいい。

`f` が `[a, b]` で微分可能のとき,`f'` が `[a, b]` で微分可能であるとは限らない. したがって, ルベグ積分は導函数がいつでも積分可能であるような積分の境地までは達していないわけである.

数式記述

数式記述は ASCIIMathML を、数式表現は MathML を用いている。

書誌情報

書 名ルベグ積分入門
著 者吉田 洋一
発行日2015 年 8 月 10 日(第 1 刷)
発行元筑摩書房(ちくま学芸文庫)
定 価1300 円(本体)
サイズ
ISBN978-4-480-09685-2

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