「序」から引用する。
本書はチェロ演奏の歴史についての書物であると同時に人間である演奏者たちについての書物でもある。
ハンガリーの名チェリストであるヤーノシュ・シュタルケルについてのところを読んだ。 pp.255-256 では、レーオ・ヴァイナーなる人物が出てくる。シュタルケルは、 レーオに室内楽を教わったのだそうだ。 このヴァイナーとはおそらく、作曲家のヴェイネル・レオー(Weiner Leó)のことだろう。 この人の弦楽三重奏曲 Op.6 はすばらしい。
続いて、p.256 ではこんなことが書かれている。この記述がそっけなくて面白い。
八歳でシュタルケルは最初の弟子を持った。十二歳のベテランになるとその人数を五人に増やした。
書 名 | 名チェリストたち |
著 者 | マーガレット・キャンベル |
発行日 | 1994 年 2 月 28 日 初版 |
発行元 | 東京創元社 |
定 価 | ???? 円(本体) |
サイズ | |
ISBN |
まりんきょ学問所 > 読んだ本の記録> マーガレット・キャンベル:名チェリストたち