マイケル・オンダーチェ:イギリス人の患者

2025-02-04

概要

裏表紙から引用する。砂漠に墜落し燃え上がる飛行機から生き延びた男は顔も名前も失い、廃墟のごとき屋敷に辿り着いた。

感想

要再読である。最初に借りたときは「Ⅰ 屋敷」しか読めなかった。

2026-01-29 にやっと読み終えた。それまでに図書館で5回ぐらい借りたような気がする。1回の手続きで4週間は貸し出してもらえるのだが、それでもなかなか読めなかった。

読めない理由は、私の想像力が足りないからだろう。それに、柳広司:二度読んだ本を三度読むで取り上げられたからという、読み進めるうえでの動機が少し弱い理由だったからというのもある。 それでもなんとか最後までたどり着いた。想像力が足りないのは私の欠点だが、それ以上に本作は想像を育むのに必要な時間が多くいるような書き方がされている。たとえば、場面転換がけっこう急であるので、 ある場所を想像するとすぐに別の場所の描写に飛ぶといった具合だ。だから、時間がたっぷりある人に向いている本だ。

私は暇人で時間がたっぷりあるが、二度目が読めるだろうか。

書誌情報

書名 イギリス人の患者
著者 マイケル・オンダーチェ
訳者 土屋政雄
発行日 2024 年 1 月 19 日 初版
発行元 創元社
定価 1200 円(本体)
サイズ 文庫本
ISBN 978-4-488-80503-6
その他 創元文芸文庫、越谷市立図書館で借りて読む