赤瀬川 原平、山下 裕二:日本美術応援団 大人の社会科見学

作成日:2019-05-01
最終更新日:

概要

まえがきで、著者の一人である赤瀬川さんは言っている。

(前略)とにかく社会科とは人間は長じて(中略)社会科と美術は違うんだという常識をもつ。 その後でその常識に溺れることなく、その水面の上に出て、国会その他に向かうこととなったのである。

そうやって美術鑑賞的に見る社会科見学は、面白い。

感想

p.24 で山下さんはこう言っている。(衆議員議員食堂サービス定食。並寿司にうどんがついたヤツ。七百五十円。 でもサービスというわりには、うどんの量が少なかった。(中略)だってうどん、六本ぐらいしか入っていませんでしたから(笑)。

なお、私は山下さんを存じ上げている。20 年前だろうか、山下さんは学生に、< 「東京国立博物館は、常設展こそ行くべきだ」といつも言っている>ということを本人の口からきいたことを思い出した。

書誌情報

書 名日本美術応援団 大人の社会科見学
著 者赤瀬川 原平、山下 裕二
発行日
発行元中央公論新社(中公文庫)
定 価 円(本体)
サイズ
ISBN

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MARUYAMA Satosi