日本には昔からさまざまな形のSFがあった。日本SF屈指の研究者、横田順彌が精魂を傾けて紹介する。
pp.304-308 の安川佐次郎という人の「二十一世紀」というくだりが面白い。 一部は口語体で https://tanken.com/2020.html に載っているが、全文および文語体の原文を掲載したいぐらいだ。
p.218 から、『日米大未来戦』という漫画が紹介されている。日本の酔っぱらいが酒を飲んでいたときにアメリカのペルリの水兵たちがやってきて 放歌乱舞し、お互いがけんかになる。日本では大石内蔵之助が驚き、豊臣秀吉に相談した。日本軍が義勇兵を募集したところ、 堀部安兵衛や塙団右衛門、荒木又右衛門、宮本武蔵まで出てくる始末。その後日米間の開戦となる。これから先は本書をどうぞ。
書 名 | 日本SFこてん古典〔2〕異郷への旅 |
著 者 | 横田 順彌 |
発行日 | |
発行元 | 集英社文庫 |
定 価 | 円(本体) |
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その他 | 千葉市の蘇我と青葉区の間あたりの本屋で手に入れた。 |
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