北杜夫・斎藤由香:パパは楽しい躁うつ病

2026-10-02

概要

「まえがき」から引用する。

(前略)人間は「矛盾の束」である。完璧な人間などいないのだから、いい加減に生きるのがうつ病にならないコツだと、私は思う。

感想

私は若いころ、北杜夫の本を愛読していた。その中で、最も現実的な効果があったことが、 「うつ病は直るもの」、「うつ病になっても絶対に死なないこと」、「いい加減に生きること」を本で学んだことだった。 私はいい加減に生きてきたが、それでもうつ病になり、延べ十年ほど精神科・心療内科の医者に通い、服薬していた。今でこそ心療内科の医者には通わず、服薬もしていないが、 いつなるかもわからない。それでも、北杜夫がこうして生きてきたことが心の支えになった。

北が娘の斎藤由香と対談した記録をまとめた本書は、面白い。

書誌情報

書名パパは楽しい躁うつ病
著者北杜夫・斎藤由香
発行日平成 26 年(2014 年)10 月 1 日
発行元新潮社
定価460円(本体)
サイズ文庫版
ISBN978-4-10-113162-7
備考草加市立図書館で借りて読む