椎塚 久雄:実例ペトリネット |
作成日: 2013-01-14 最終更新日: |
副題は、「その基礎とコンピュータツールまで」 英語は、Practical Petri Nets --- From Fundamentals to Software Tools
p.31 では、定義 3.1 に次のようにある。
5項組 ` N=(P, T; F, C, W) ` は,つぎの場合に限りネットであるという。
- `(P, T; F)` はネットである。ただし,`P` の要素はプレースと呼ばれ, `T` の要素はトランジションと呼ばれる。 `F sube (P xx T) uu (T xx P)` は 2 項関係でネット `N` における流の関係である。
- `C:P->NN^+ cup {oo} `は容量関数
- `W:F->NN^+ ` は重み関数
ここで, `NN^+` は正の自然数の集合を表す。
私から見ると、ここでネットということばの定義が気になる。5項組のネットは定義であるが、 3項組`(P, T; F)` がネットであるという、ここのネットは定義ではなく、所与の概念である。 これはどこにあるのだろうか。わからない。
数式記述にはASCIIMathML を、 数式表現には MathJax を使っている。
書 名 | 実例ペトリネット |
著 者 | 椎塚 久雄 |
発行日 | 1992 年 6 月 25 日 |
発行元 | コロナ社 |
定 価 | 円(本体) |
サイズ | ??版 |
ISBN | 4-339-02301-9 |
その他 | ?? |
まりんきょ学問所 > 読んだ本の記録 > 椎塚 久雄:実例ペトリネット