序から引用する。
素粒子の世界が謎に満ちているという感じは,恐らくすべての素粒子研究者に共通するところのものであろうと思う.
他の講座と同様、全く理解できなかった。私の頭が弱いのだから仕方がない。 私はクォーク(quake)とコーク(coke)の区別もつかないし、 レプトン(lepton)とリプトン(lipton)の違いもわからない。
p.11 を読んでいるとこんな文章が出てきた。
原子核が β 崩壊で転換するならば, エネルギーの保存則により親の原子核と娘の原子核との質量に相当する定まったエネルギーをもつ電子が放出されるはずである.
私は、親から生まれた原子核は子の原子核というものと思っていたら、娘である。 いろいろなホームページを見ても、親核種に対するものは子核種ではなく娘核種である。なぜかを考えてみたが、 よくわからない。娘である理由を説明した資料もいまだ見つからない。 娘核種自身もさらに娘核種を崩壊によって生むことがあるから (この場合は生まれた核種は親核種からみれば孫核種である)、子を産むという考えで娘を当てたのだろう、 と思うことにする。この場合、ポリティカルコレクトネスによる言い換えはないのだろうか。
書 名 | 岩波講座 現代物理学の基礎11 素粒子論 |
著 者 | 湯川秀樹, 片山泰久, 伊藤大介, 田中正 |
発行日 | 1974 年 12 月 12 日 第1刷 |
発行元 | 岩波書店 |
定 価 | 1400 円(本体) |
サイズ | A5版 623 ページ |
ISBN | |
その他 | 越谷市立図書館にて借りて読む |
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