小松英雄:日本語の世界 7 日本語の音韻

2026-09-12

概要

「序章」の「叙述の方針」から引用する。

一般読者層を念頭において執筆するので、本書を新説公表の場とするつもりはないが、 既成の知識の羅列ではおもしろくないので、筆者としても考えながら筆を進め、未発表の解釈を随所に提示してゆくつもりである。

感想

要再読である。

ニホンかニッポンか

本書の目次を見ていたら、「第七章 促音のはたらき」にある「ニホンかニッポンか」という項が目に入った。早速本文を読んでみた。 というのも、私が昔から気になっている一言があったからだ。はるか昔、知人のNさんが「うちの高校の国語教師はいつも《ニッポン語》っていってたんや」という一言だった。 たぶん、その教師が国粋主義者だという文脈で出てきたのだと思うが、そういえばなぜ、ニホン語のことをニッポン語ということはなぜないのだろうか、 とそれから考えるようになった。

答は本書にあるかというと、あるようなないような書き方である。著者の主張を私が理解する限り、「正しい答はない」ということになる。

書誌情報

書名 日本語の世界 7 日本語の音韻
著者 小松英雄
発行日 昭和 56 年(1981 年) 1 月 20 日
発行元 中央公論社
定価 1800 円(本体)
ISBN
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