概要
「序章」の「叙述の方針」から引用する。
一般読者層を念頭において執筆するので、本書を新説公表の場とするつもりはないが、 既成の知識の羅列ではおもしろくないので、筆者としても考えながら筆を進め、未発表の解釈を随所に提示してゆくつもりである。
感想
要再読である。
ニホンかニッポンか
本書の目次を見ていたら、「第七章 促音のはたらき」にある「ニホンかニッポンか」という項が目に入った。早速本文を読んでみた。 というのも、私が昔から気になっている一言があったからだ。はるか昔、知人のNさんが「うちの高校の国語教師はいつも《ニッポン語》っていってたんや」という一言だった。 たぶん、その教師が国粋主義者だという文脈で出てきたのだと思うが、そういえばなぜ、ニホン語のことをニッポン語ということはなぜないのだろうか、 とそれから考えるようになった。
答は本書にあるかというと、あるようなないような書き方である。著者の主張を私が理解する限り、「正しい答はない」ということになる。
書誌情報
| 書名 | 日本語の世界 7 日本語の音韻 |
| 著者 | 小松英雄 |
| 発行日 | 昭和 56 年(1981 年) 1 月 20 日 |
| 発行元 | 中央公論社 |
| 定価 | 1800 円(本体) |
| ISBN | |
| その他 | 越谷市立図書館で借りて読む |