戦争をさせない 1000 人委員会(編):すぐにわかる 戦争法=安保法制ってなに?

作成日: 2019-05-04
最終更新日:

概要

帯から一部改変して抜粋する。 <「海外で戦争のできる国づくり」をすすめる安倍自公政権。 子供や孫の世代のためにも、この政権について真剣に考えよう。>

自国の平和

天皇が代替わりした。前の天皇のとき、日本に戦争はなかった、といって賛美する声が多く、テレビや新聞で報道されていた。 しかし、「は」の使い方に注目してほしい。日本という地域での戦争はなかったが、世界ではあった、ということである。 そして日本は、世界の戦争のどこかに加担していた。

小山内美恵子さんの節がある(pp.94-98)。p.96 でイラクでいろいろな問題が起きた時に、 たとえば奥克彦大使という方のことを覚えていらっしゃいますか。と小山内さんがといかけている。 私は名前こそかろうじて憶えているけれど、どんなことで貢献したのかが思い出せなかった。恥ずかしいことだ。

自国のことば

佐高信さんが興味深い指摘をしている(pp.108-109)。

安倍晋三が私たちを守る気はないということが、 このあいだのアメリカの議会で、英語で演説したことに表れていると私は思います。(中略) それをなぜ、右翼やネット右翼は問題にしないのか。彼らは日本語と日本文化を、私たちほど愛していないのだと思います。

書誌情報

書 名すぐにわかる 戦争法=安保法制ってなに?
編 者戦争をさせない 1000 人委員会
発行日2015 年 7 月 27 日 初版第1刷
発行元七つ森書館
定 価1200 円(本体)
サイズページ cm
ISBN 978-4-8228-1537-0
特記事項

まりんきょ学問所読んだ本の記録戦争をさせない 1000 人委員会(編):すぐにわかる 戦争法=安保法制ってなに?


MARUYAMA Satosi