帯から一部改変して抜粋する。 <「海外で戦争のできる国づくり」をすすめる安倍自公政権。 子供や孫の世代のためにも、この政権について真剣に考えよう。>
天皇が代替わりした。前の天皇のとき、日本に戦争はなかった、といって賛美する声が多く、テレビや新聞で報道されていた。 しかし、「は」の使い方に注目してほしい。日本という地域での戦争はなかったが、世界ではあった、ということである。 そして日本は、世界の戦争のどこかに加担していた。
小山内美恵子さんの節がある(pp.94-98)。p.96 でイラクでいろいろな問題が起きた時に、
たとえば奥克彦大使という方のことを覚えていらっしゃいますか。
と小山内さんがといかけている。
私は名前こそかろうじて憶えているけれど、どんなことで貢献したのかが思い出せなかった。恥ずかしいことだ。
佐高信さんが興味深い指摘をしている(pp.108-109)。
安倍晋三が私たちを守る気はないということが、 このあいだのアメリカの議会で、英語で演説したことに表れていると私は思います。(中略) それをなぜ、右翼やネット右翼は問題にしないのか。彼らは日本語と日本文化を、私たちほど愛していないのだと思います。
書 名 | すぐにわかる 戦争法=安保法制ってなに? |
編 者 | 戦争をさせない 1000 人委員会 |
発行日 | 2015 年 7 月 27 日 初版第1刷 |
発行元 | 七つ森書館 |
定 価 | 1200 円(本体) |
サイズ | ページ cm |
ISBN | 978-4-8228-1537-0 |
特記事項 |
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