東郷雄二:独学の技術

2026-07-05

概要

「まえがき」から引用する。

(前略)この本は、すでに学校・大学を離れている人が、新たにひとりで勉強しようとするときに、 具体的にどのような方法をとればよいのかという疑問に答えるものです。 (中略)うまく勉強できる人とは、上手に情報を集めてそれを生かすことにできる「情報力」にすぐれた人です。

感想

独学だけではない

本書で述べられている独学の技術には、大学で学ぶ(学び直す)ことも含まれている。このような学びは独学とはいえないかもしれないと最初は感じた。 しかし、本書の主題は独学そのものというより、大人の学び直しではないかと気づいたので、大学の学びも説明されていてよいのだと思うようになった。

たまたま本書を読んでいるときに、近隣の大学による生涯学習講座の案内がチラシに入っていたので見てみた。回数はいろいろだが、 たとえば六回程度の講座では一万円以上する。興味がある講座がなかったが、これからは気になるものがあれば行くかもしれない。

ハイパーカード

本文の p.138 でハイパーカードが出ている。私が思うに、アップル社のマッキントッシュで稼働していたソフトウェアの最大の傑作は、ハイパーカードだったと思う。 私もかつて Macintosh SE を、そして換装した SE/30 を持っていて、ハイパーカードでいろいろな情報を整理していたことがあり、著者の気持ちはよくわかる。

書誌情報

書名 独学の技術
著者 東郷雄二
発行日 2002 年 2 月 20 日 第1刷
発行所 筑摩書房
定価 680円(本体)
サイズ 新書版
ISBN 4-480-05933-4
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