「はじめに」から引用する。
(前略)本書の特徴は,固有ベクトルへの分解や直交性をイメージしながら,固有関数による展開などを説明することにスペースを割いたところにある.(中略)
もう1つの大きな特徴は,最終章の第8章において,接道法に大きなページを割いた点である.(中略)
「第1章 ベクトル解析とテンソルの基礎」では、テンソルの添字演算にかなりページを割いている。テンソルは機械でも大事だ。
p.227 の参考文献の著者の書き方がさまざまだ。たとえば、[6] 志賀 固有値問題 30 講 講談社
とあるが、これは他の文献の書き方と合わせれば、《[6] 志賀浩二著,固有値問題 30 講,朝倉書店.》となるはずだ。
志賀先生の下のお名前が書かれていないこと、出版社が誤っていることがひっかかる。
書名 | 機械系のための数学 |
著者 | 髙木周 |
発行日 | 2005 年 8 月 10 日 初版 発行 |
発行元 | 数理工学社 |
定価 | 2100 円(本体) |
サイズ | A5版 ページ |
ISBN | 4-901683-26-8 |
その他 | 川口市立図書館にて借りて読む |
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