髙木周 : 機械系のための数学

作成日 : 2024-11-06
最終更新日 :

概要

「はじめに」から引用する。

(前略)本書の特徴は,固有ベクトルへの分解や直交性をイメージしながら,固有関数による展開などを説明することにスペースを割いたところにある.(中略)

もう1つの大きな特徴は,最終章の第8章において,接道法に大きなページを割いた点である.(中略)

感想

「第1章 ベクトル解析とテンソルの基礎」では、テンソルの添字演算にかなりページを割いている。テンソルは機械でも大事だ。

p.227 の参考文献の著者の書き方がさまざまだ。たとえば、[6] 志賀 固有値問題 30 講 講談社とあるが、これは他の文献の書き方と合わせれば、《[6] 志賀浩二著,固有値問題 30 講,朝倉書店.》となるはずだ。 志賀先生の下のお名前が書かれていないこと、出版社が誤っていることがひっかかる。

書誌情報

書名 機械系のための数学
著者 髙木周
発行日 2005 年 8 月 10 日 初版 発行
発行元 数理工学社
定価 2100 円(本体)
サイズ A5版 ページ
ISBN 4-901683-26-8
その他 川口市立図書館にて借りて読む

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MARUYAMA Satosi