土屋 賢二:貧相ですが、何か?

作成日: 2019-01-28
最終更新日:

概要

スマートと言われず、貧相と言われる哲学者の反撃。

感想

進退きわまる状況について書かれたエッセイがある。ここで悪循環的状況を「キャッチ=22 的状況」 といっている。このキャッチ=22 的状況は至るところで発生する。私も同感する。

その次のエッセイは「ぼくはこんなところで働いている」である。土屋先生が自身を「ぼく」と呼ぶのは珍しい。 内容は、勤務先の偉い人や同僚に集中砲火を浴びたというものだ。ここも面白い。 ひょっとして「ぼく」としたのは「下僕」の「僕」だったからではないだろうか。

書誌情報

書 名貧相ですが、何か?
著 者土屋 賢二
発売日xxx 年 xx 月 xx 日第1刷
発売元文藝春秋
定 価xxx円(税別)
サイズxxxp ; 15cm
ISBN978-4-06-275534-3
その他文春文庫
NDC914.6:

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MARUYAMA Satosi