概要
表紙から引用する。
丁寧な導出で挫折せずに学習でき、論理展開の根拠までしっかり理解できる入門書
感想
「第1章 統計力学を学ぶ前に」では、いわゆる古典的な熱力学の復習もある。たとえばこのような式が出てくる。p.23 から引用する。[] は引用者補足である。
`Delta U = Q^"in" + W^"in"`
これを熱力学第1法則と言います。(中略)[上式は]微分系でも書けます。系が受け取る微小な熱量および仕事を `d'Q^"in"` および `d'W^"in"` とすれば、 内部エネルギーの微小変化 `dU` は
`dU = d'Q^"in" + d'W^"in"`
と書けます。ここで、`dU` は完全微分であり、`d'Q^"in"` および `d'W^"in"` は不完全微分であることに注意してください。 完全微分と区別するために不完全微分である `d'Q^"in"` や `d'W^"in"` には `'` の記号をつけています。
ここで完全微分とか不完全微分とかがどういうことだったのか、というのを思い出さないといけないが、本書には説明がない。 本書は統計力学の本なのだから、当然だろう。
数式記述
このページの数式は MathJax で記述している。
書誌情報
| 書名 | 統計力学がわかる |
| 著者 | 宮田竜彦 |
| 発行日 | 2026 年 3 月 20 日 第1刷 |
| 発行元 | 技術評論社 |
| 定価 | 2200 円(本体) |
| サイズ | A5版 ページ |
| ISBN | 978-4-297-15493-6 |
| その他 | 川口市立図書館にて借りて読む |