白石清:絶対わかる物理数学

作成日:2024-03-08
最終更新日:

概要

「はじめに」から引用する

高校でも大学でも習っていない数学が出てきて,訳がわからなくなる。

 

こんな状況を,「誰もが」物理の教科書を読んでいて経験する。たとえば,微分方程式をやっていないのに,力学で微分方程式がバンバン出てくる。 熱力学では偏微分,電磁気学ではベクトル解析…。枚挙にいとまがない。

かといって,その部分のために,難しい数学の専門書を引っ張り出すのも大変であるし,効率が悪い。

このあとどう続くかは本書を参照のこと。

感想

chapter 8 の「複素関数」だけは、現実の物理の問題との関連が弱いような気がする。もっとも、私自身、物理と複素関数論がどう結びつくのかが、すぐに例が挙げられない。 流体力学のクッタ・ジューコフスキーなどだろうか。

数式記述

このページの数式は MathJax で記述している。

書誌情報

書名 絶対わかる物理数学
著者 白石清
発行日 2018 年 12 月 20 日(第1刷)
発行元 講談社
定価 1300 円(本体)
サイズ 新書判 336ページ、18cm
NDC 421.5
ISBN 978-4-06-514213-0
その他 川口市立図書館で借りて読む

まりんきょ学問所数学の部屋数学の本 > 白石清:絶対わかる物理数学


MARUYAMA Satosi