副題は壮大なスケールの地球進化史
第2部の冒頭 p.58 では、漢詩が紹介されたのち、次の文で始まる。
隕石の重爆撃、マグマオーシャン、ジャイアントインパクト、数年間降りつづく豪雨―――いまのわたしたちから見ればさながら地獄絵図のような冥王代の地球に、 現在の海の原型はできあがりました。
地獄絵図ということばで思い出したのは、エレファントカシマシの第 1 アルバム「エレファントカシマシ」に入っている「Blue Days」の歌詞である。
それはともかく、p.96 に図 2-13 生物の大量絶滅の歴史というグラフがある。年代を横軸に、生物の科の数を縦軸にとった興味深いグラフだ。 科の内訳が網掛けの濃さであらわされていて、白がカンブリア動物群、薄灰色が古生代動物群、中程度の灰色が古生代-新生代動物群であることがグラフに書かれている。 ところが、濃い灰色がどの動物群を表すのかが書かれていない。ちょっと残念だ。
書名 | どうして海はできたのか |
著者 | 藤岡換太郎 |
発行日 | 20**年 * 月 |
発行元 | 講談社(講談社ブルーバックス) |
定価 | ***円 |
サイズ | ***p, 18cm |
ISBN | 978-4-06-257804-2 |
備考 | 川口市立図書館にて借りて読む |
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