概要
表紙から引用する。
人はなぜ「
皮肉 」や「嫌味 」を言うのか?人間の社会と心の本質を探る!
感想
専門家
本書では数多くの人物が登場する。そういった人物の中には、専門家もいれば、ドラマなどで演じられた役の名前もある。
さて、pp.91-93 に登場するファウラーにとって,被害者の存在はサーカズムをアイロニーから区別する重要な要素です。
の「ファウラー」とは誰だろうか。
この文が登場するのは第4章なので、この章を初めから読んでみたが、ファウラーは登場しない。仕方がなく第3章から読み直してみると、
p.75で、言葉のアイロニーが意味をなす手段として「見せかけ」を強調した解説者として、H・W・ファウラーが言及されていた。たぶん、この人だろう。
ちなみに私にとって「ファウラー」とは、アナリシスパターンなどを著した、コンピュータ科学者のマーティン・ファウラーのことを指す。
サーカズム
「アイロニー」は比較的日本語としてなじみがある外来語だが、「サーカズム」はまだ外来語としての地位は獲得していないと私は思う。 さて、私が「サーカズム」を初めて聞いたのは、プロコフィエフのピアノ曲のタイトルとしてだった。もっともそのときは「サルカスム」として受け入れていたと思う。 Wikipedia によればこの作品 17 は『風刺』と呼ばれるようだ。なお、ロシア語では Сарказмы である。
書誌情報
| 書名 | 「皮肉」と「嫌み」の心理学 |
| 著者 | ロジャー・クルーズ |
| 発行日 | 2021 年 5 月 15 日 |
| 発行元 | ニュートン・プレス |
| 定価 | 1700 円(本体) |
| ISBN | 978-4-315-52370-6 |
| その他 | 越谷市立図書館で借りて読む |