巨人のガルガンチュアが引き起こす奇想天外の物語。
私が「ガルガンチュア物語」を知ったのは、講談社現代新書の河野一郎「翻訳上達法」で、著者がこの渡辺一夫訳を絶賛していたからだった。その引用部分があまりに強烈だったから、 私は「ガルガンチュア物語」を買っても河野著で引用された箇所しか読んでいない。なんという怠惰な読者だろう。ちなみに、引用されていたのは、本書の第 13 章で、短歌の形式と漢文の形式で翻訳されていた箇所である。
書名 | 第一之書 ガルガンチュア物語 |
著者 | フランソワ・ラブレー |
訳者 | 渡辺一夫 |
発行日 | 1988 年 7 月 7 日 第 10 刷 |
発行元 | 岩波書店 |
定価 | 700 円(本体) |
ISBN | 4-00-325021-4 |
サイズ | ページ |
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