D. J. トリトン : 流体力学(下)

作成日 : 2024-08-14
最終更新日 :

概要

「第 2 版の序文」から引用する :

(前略)本文ではないが,主な変更として問題のヒントと回答を付け加えた.

感想

例によって全くわからないが、「第 26 章 流体力学の応用」を読んでみた。さまざまな分野に流体力学が関連していることがわかる。 特に、「26.13 人体からの対流」では、p.566 にある次の記述がおもしろかった。

(前略)体は手足の運動や服との摩擦により皮膚の薄片(1 日に `10^10` 程度)を常に失っている. そしてこれらの薄片の多くが微生物にふれる.たとえば,対流によって皮膚から鼻に微生物が運ばれるため,皮膚疾患と呼吸器疾患とは関連している. (中略)このことによって,空気の温度が下がると体からの対流が活発になるため,呼吸器の感染が増えることが説明できる.(後略)

数式記述

このページの数式は MathJax で記述している。

書誌情報

書名 流体力学(下)
著者 D. J. トリトン
発行日 2002 年 6 月 1 日
発行元 インデックス出版
定価 4800 円(本体)
サイズ A5 版 ページ
ISBN 4-901092-26-X
その他 越谷市立図書館にて借りて読む

まりんきょ学問所読んだ本の記録 > D. J. トリトン : 流体力学(下)


MARUYAMA Satosi