主人公はイギリスはロンドンの下層階級に生まれた掏摸(すり、fingersmith)である。とあるきっかけで、ある人の城に行くことになる
なんというか、イギリスの下層階級の猥雑さが感じることができた。きっと衛生環境が悪かったのだろう。 煤煙もにおってきそうな雰囲気がわかる。
わたしはふだん、このような本は読まないが、毎日新聞の日曜版にある書評欄を見ていた時、英文学者、若島正氏がこの本を推奨していたので買ったのだった。
書 名 | 荊の城(上) |
著 者 | サラ・ウォーターズ |
訳 者 | 中村 有希 |
発行日 | |
発行元 | 東京創元社 |
定 価 | 円(本体) |
サイズ | 文庫版 |
ISBN |
まりんきょ学問所 > 読んだ本の記録 > サラ・ウォーターズ:荊の城(上)