当時、図書館から本を借りるときの基準は、自分では買わないだろうが興味がある領域というものだった。 この本のことはよく覚えていないが、借りたきっかけはよく覚えている。
わたしはある音楽の団体に属していた。その指導者は先生と呼ばれる立場の人で、本職では多くの学生を教えている。 その先生はかつて私にこう言った。教え子が音楽療法士を目指しているんだけれど、どうも自分は音楽療法というものに関して否定的な考えを持っている。 私はこの先生の気持ちがわかる。ただ、どういう意味で否定的だったのか、私は今では知る由もない。 そんなことが頭をよぎっていた時、音楽療法士とは何かを知りたい、と思って本をいくつか借りたのだった。結局はわからなかったけれど。
書 名 | 音楽療法士になろう |
著 者 | 加藤 博之、藤江 美香 |
発行日 | 2007年4月1日(第1刷) |
発行元 | 青弓社 |
定 価 | 1600円(本体) |
サイズ | ?? |
ISBN | 978-4-7872-1041-8 |
特記事項 | 南越谷図書室で借りて読む |
まりんきょ学問所 > 読んだ本の記録> 加藤 博之、藤江 美香:音楽療法士になろう