「はじめに」から引用する。
(前略) 本書は,初級から中級まで,一歩一歩,楽しく確実にハンガリー語を学習できるようにつくられています.(後略)
CD が付いている。
要再読である。
そういえば、ハンガリー語の本は借りたことがなかった。黒田龍之介の「世界の言語入門」のハンガリー語の項目を見て興味が出てきたのだが、そのまま忘れてしまった。
p.18 を見てみるとハンガリー人の名前がある。ハンガリー人の名前は日本語と同様に,姓・名の順に書き表します.
とある。名前の例にあったのが、
Nagy István (ナジ・イシュトヴァーン)だった。イシュトヴァーンといえば、イシュトヴァン・ケルテスという指揮者がいたが、ハンガリー人だったのだろうか。
調べると、確かにそうで、ケルテース・イシュトヴァーンがハンガリー式の表記だ。
そういえば、私にとっての外国人はまず音楽家で、次に自然科学の研究者、特に物理学者や数学者だった。 音楽家でいけば、バルトーク・ベーラ、コダーイ・ゾルターン、リゲティ・ジェルジュ、シフ・アンドラーシュ、コチシュ・ゾルターン、デジュー・ラーンキなどだ。 研究者ならば、エルデーシュ・パール(ポール・エルデシュ)、フランクル・ペーテル(ピーター・フランクル)、ボーヤイ・ヤーノシュなどがいる。まったくどうでもいいことである。
「私はここにいます」や「君はここにいます」の存在文の表が p.22 にある。少し配置を変えるとこんな感じだ。itt は「ここに」という意味だ。
| 単数/複数 | 単数 | 複数 |
|---|---|---|
| 1人称 | Itt vagyok. | Itt vagyunk. |
| 2人称 | Itt vagy. | Itt vagytok. |
| 3人称 | Itt van. | Itt vannak. |
| 書名 | ハンガリー語の入門 |
| 著者 | 早稲田みか |
| 発行日 | 2001 年 7 月 31 日 |
| 発行元 | 白水社 |
| 定価 | 3600 円(本体) |
| サイズ | A5 判 |
| ISBN | 4-560-00561-3 |
| その他 | 川口市立図書館で借りて読む。 |
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