「はじめに」から引用する。
フィンランドには自然や景観の美しさ以外にも、近年やメタル音楽やデザインなどの文化面、 またその優れた学校教育などいろいろな興味の窓口がありますよね。でもさらにフィンランド語を学べば、フィンランドという国や人がよりいっそう身近に感じられるようになるはずです。
本書とは関係ないが、わたしが昔驚いたことを記そう。フィンランドの作曲家であるジャン・シベリウスは、スウェーデン語話者の家に生まれたため、 フィンランド語よりスウェーデン語のほうが(少なくとも若いころは)話しやすかったというのだ。 また、フィンランドを代表する文学作品として思い浮かべる「ムーミン」も、原作はスウェーデン語だったということを聞いて衝撃を受けた。 トーべ・ヤンソンもシベリウスと同様スウェーデン語話者のフィンランド人で育ったためだろう。
フィンランド語の格は 15 あるという。ドイツ語やラテン語、ロシア語ぐらいでめげていてはいけない。また本書を借りてこよう。
書名 | ニューエクスプレスプラス フィンランド語 |
著者 | 山川亜古 |
発行日 | 2018 年 9 月 15 日 |
発行元 | 白水社 |
定価 | 2300 円(本体) |
サイズ | A5 判 |
ISBN | 978-4-560-08793-0 |
その他 | 草加市立図書館で借りて読む |
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