松前健:神々の系譜

2026-06-02

概要

副題は日本神話の謎

感想

岩波新書から出ていた北杜夫の「マンボウ雑学記」を読んだことがある。内容はすっかり忘れてしまったが、「日本人でありながら日本の神話を知らない人は実に多い」 というような憤慨が書かれていたような気がする。私もその一人で、そのことを大いに恥じて「雑学記」の日本神話に関する項を読んだのだがすっかり忘れてしまった。 その後数十年が経ち、友人が「教養として理解しておいたほうがいいものがないか」ということをある SNS に書いてあった。その友人は一例として日本神話を挙げていたので、 そういえば日本神話についての無知を恥じたことを思い出した。そこで今更ながら図書館で日本神話に関する本書を借りて、少しは日本神話を知ろうとしたのだった。

結果はどうだったかというと、ほとんど日本神話が身に付かなかった。といっても、まだ最初の50ページ弱を読んだばかりだ。もう少し粘ってみよう。

粘ってもわからなかった。ただ、気になったことがあったので引用する。

天照大神あまてらすおほみかみは一名大日孁貴おほひるめむちともいい、 皇室の祖先とされる太陽の女神であり、伊勢の大神宮(内宮)に祀られている。

ある人から聞いたところによると、ある大会社の基幹系システムの愛称は「アマテラス」だった。ほかにも、アマテラスの名を関した社名やシステムは多くある。それでは、 もう一つの「オーヒルメ」は日本で使われたことはあるのだろうか。私が調べた限りでは「オオヒルメ」や「オーヒルメ」をシステムの名称とした例は今のところなさそうだが、 これから増えてくるような予感がする。なお、「ムチ」は Wikipedia によれば「尊い神」を表す尊称なのだそうだ。

書誌情報

書名神々の系譜
著者松前健
発行日2016 年 2 月 1 日 第1版
発行元吉川弘文館
定価2400円(本体)
サイズページ
ISBN978-4-642-06597-9
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