概要
会社員の「私」が出会う人たちとの模様を描く。
読後感
終わり近く、「私」は太郎という男と結婚する。ふたりでいるのが一番ほっとするような関係性にいつの間にか変わった頃に、プロポーズを受けた。
(p.95)とある。
ところが「私」は離婚してしまう。太郎とふたりで悩んで決めた離婚という結論が間違っていたとは思いたくなかった。
(p.112)。これには驚いた。何があったのだろう。
初めて読んで、その理由は書いてあったはずだが、忘れてしまった。もう一度読み直すと、理由ではないにしろ、離婚に至ると思われる、ある経緯が pp.114-115 に書かれていた。
このあたりの機微が、私にはわかるようでわからなかった。本書は芥川賞候補作であり、文学的に高い水準の作品だと思うのだが、
私のような無粋な者が読んでも、その価値がわからないのかと思うと、絶望的な気分になった。
| 書名 | ダンス |
| 著者 | 竹中優子 |
| 発行日 | 2025 年 1 月 10 日 |
| 発行元 | 新潮社 |
| 定価 | 1700 円(本体) |
| サイズ | |
| NDC | 913.6 |
| その他 | 越谷市立図書館で借りて読む |