杉原 厚吉 : 理科系のための英文作法

作成日 : 2021-01-23
最終更新日 :

概要

副題は「文章をなめらかにつなぐ四つの法則」。

感想

この本の副題である、「文章をなめらかにつなぐ四つの法則」とは何だろうか。 どこに書かれているのかを知りたくなったが、どこを見てよいかわからない。 そこで、第1章を読んでみたら、この末尾にあった。以下引用する。

これから述べる技術は,大きく四つの法則にまとめることができる. それらの法則を作文の際の心得として標語風に表現したものが, 以下の第2章,第3章,第5章,第6章である.(後略)

ということで、第2章、第3章、第5章、第6章のタイトルをそれぞれ順に掲げる。

著者によれば、これらの法則は英語だけでなく、日本語にもあてはまるという。

私は英文を書く機会はまったくなく、日本文を書く機会も自分のホームページぐらいしかないが、 せいぜい本書で身に着けた作法を守っていこうと思う。

なお、著者の専攻は応用数理であり、本書で扱われる英文も数学やコンピュータビジョン、計算幾何学関係の例が多い。 こういった分野を専攻している人には特に有益だろう。

書誌情報

書名理科系のための英文作法
著者杉原 厚吉
発行日1994 年 11 月 25 日
発行元中央公論社
定価660 円(本体)
サイズ
ISBN 4-12-101216-X

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MARUYAMA Satosi