xyzzy はいろいろなことができる、Windows 専用のエディターである。 以下階層的にできることを列挙してみる。<h3> から <h6> まで使った。
テキストエディタの編集ができる。
入力ができる。
編集を補助するための道具がそろっている
モードの概念がある。
メジャーモードは一つのバッファに一つだけ適用される。
マイナーモードは一つのバッファに複数適用できる。
html+-mode モードが有名である。GitHub から入手する。
https://github.com/mumurik/NAXEL/blob/master/html_plus-mode/html%2B-mode.l
私は自分のパソコンには C:\xyzzy というとんでもないところに置いている。 これは、昔のユーザーフォルダやプログラムフォルダに空白が平気で入っていてパスを設定するときに困ったときの名残である。 いまの皆さんは、C:\Users\username\ に入れてもいいでしょう。
(ユーザー)環境変数を設定する。XYZZYHOME という環境変数に C:\Users\username を設定する。 確認には DOS 窓を用いる。
C:\Users\username>set XYZZYHOME
XYZZYHOME=C:\users\username
XYZZYHOME に .xyzzy というファイルを作る。ファイル名の最初がドットになっていることに注意。 .xyzzy には次のように記述する。
(setq *keyword-load-path* '("c:/xyzzy/etc/key/"))
理由はキーワードファイルを変更するとき、オリジナルを破壊しないように、 自分のみの範囲にとどめるためである。このためには、まず自分のみのキーワードファイルのありかを設定し、 そこから探すように指示をする必要がある。この指示をドットファイルに書く。なお、設定した場所にキーワードファイルがなければ、 既定値である C:/xyzzy/etc を次に見に行くので問題ない。なお、キーワードファイルの項も参照。
xyzzy には特定のモードで特定のキーワードの表示を変えることできる。この場合のキーワードは、 C:/xyzzy/etc/ の下に HTML や HTML5 の名前で入っている。これをカスタマイズしたいときは、直接etc の下の HTML や HTML5 を変えるのではなく、 etc の下に /key というサブフォルダを作って、変更したい HTML や HTML5 のファイルをコピーしておく。 そして、カスタマイズは C:/xyzzy/etc/HTML などに対してではなく、C:/xyzzy/etc/key/HTML などに対して行なう。 (リンク[3] のカスタマイズ例の項を参照)
具体的には C:/xyzzy/etc/key/HTML5 のファイルを次のようにした。このようにすることで、 HTML4 のみ可能(HTML5 では不可)だったヘッダ(<h1> など)の行の背景の青色表示が、 HTML5 でも可能になった。 ついでにヘッダの種類によって、背景を青色だけでなく他の色でも表示できるようにしている(リンク[2] の 2015/02/24追記 05. の項を参照)。
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下記を参考にした。